パチンコ・スロット共に、旧基準機の撤去期限が刻一刻と迫ってきています。
それなのに、多くのホールは旧基準機の減台を進めていないような気がするのですが…。
旧基準機の撤去期限
旧基準機の最終的な撤去期限は、2022年1月です。
これまで、旧基準機の撤去期限は、コロナ感染拡大防止のため、延長を重ねて今に至ります。
さすがにもうこれ以上の延長は無い見込みです。
撤去対象となる旧基準機は、
パチンコ:先頭に「P」が付かない機種。おもに2018年8月より前にデビューした機種。
スロット:6号機ではない機種。つまり5号機と呼ばれる機種。おもに2018年10月より前にデビューした機種。
となっています。
まだホールで現役稼働中の機種も対象
この旧基準機の撤去ですが、問題なのは、今現在も人気が高く、現役稼働中の機種が多く含まれているということです。
例えば、以下の機種ですね。
パチンコ:真・北斗無双、花の慶次2 漆黒の衝撃
スロット:押忍!番長3、魔法少女まどか☆マギカ2
これらの機種は、まだまだホールにとっても打ち手にとっても必要な機種で、今現在のホールでもかなり稼働の良い機種であると言えます。
みなさんのよく行くホールでも、これらの機種は他の機種に比べて稼働が良いのではないでしょうか。
しかし、これらの機種も計画通り2022年1月までに完全撤去しなければならないのです。
旧基準機、減台されてなくない?
さて、問題なのは、これらの旧基準機が計画的に減台されていっているように見えないことです。
実は、旧基準機の撤去計画は、パチンコパチスロ産業21世紀会により、毎月の撤去割合の目標値が定められています。
日程 | 旧基準機撤去割合 |
2021年7月末 | 75% |
2021年9月末 | 80% |
2021年10月末 | 85% |
2021年11月末 | 90% |
2021年12月末 | 95% |
2022年1月末 | 100% |
本来は、この基準に従い、月ごとに旧基準機の割合を減らしていかなければならないわけです。
ところが、現状は旧基準機の減台が進んでいるようにはあまり見えません。
それどころか、ホールによってはこの期に及んで、旧基準機を増台するホールすらあります。
ホールもお客も撤去を望んでいない
旧基準機の順次撤去が進んでいない理由はやはり、ホールもお客も撤去を望んでいないというところに尽きます。
ホールとしても、稼働が良くて人気のある機種は稼げるため、設置しておきたい。
お客としても、爆裂に期待できる旧基準機の人気機種を打ちたい。
そうなると、実質なんの制約もない撤去割合の目標値は、反故にされてしまうというのもうなずけます。
今後も、旧基準機の撤去割合の目標値は守られず、いつまでも旧基準機を高い割合で設置し続けるホールが多発するのではないかと予想されます。
もともと、旧基準機の撤去割合の目標値は、新基準機への新台入替でドタバタしないようにと制定されたものです。
ですが、結局2022年の1月に一気に大量入替…ということになりそうですね。
まとめ
旧基準機の撤去は目標値通りには進んでいなさそうです。
背景には、ホールもお客も旧基準機を望んでいるから、という理由があります。
撤去期限ギリギリの2022年1月は新台入替で慌ただしくなりそうです。
コメント
結局は、パチンコを打った事が無い「有識者と言う木偶坊と、天下りの壁蝨達」の指示の下、強制的に入れ替えをさせる。
そして、その資金を得る為に店は客から巻き上げるしかない と。
どうしても、結局我々ユーザーの負担になってしまうのは、納得いかないですよね…。