パチンコ屋の景品カウンターの近くには、景品を展示しているスペースがあります。
あれって、無駄なスペースだな〜って思ったことはないでしょうか?
景品を選んでる人なんてほぼいないのに…。
パチンコ屋の景品が無駄に多い理由
実はこれには理由があるのです。
業界団体によって景品の最低種類数が決められているのです。
つまり、ホールが置きたいから置いているのではないのです。
ホールに置いておく景品数には、業界団体により決められたルールがあります。
ホールには、最低でも500種類の景品を準備しておくことがルール化されています。
加えて、総台数が500台以上のホールならば、総台数以上の種類の景品の準備が必要とされています。
お客さんが、さまざまな景品から選択することをできるようにする、というのが目的とのこと。
私が昔バイトしていたホールにも、きれいに陳列された景品がたくさんあったものです。今でも各種ホールはちゃんと景品を多く取り揃えていますね。
ここにも、パチンコ業界の闇が垣間見える
なぜ、わざわざ準備する景品の数をルールとして決めておく必要があるのでしょうか?
実は、それはこのブログでもちょくちょく述べてきている、「パチンコ業界の闇」の産物なのです。
パチンコ・パチスロは賭博ではなく、「適度に楽しむ遊び」なのです。(!)
そんな遊びにおいて、出玉を金景品とばかり交換しているようでは、いかに交換所とホールが無関係(!)とはいえ、ギャンブル感が高すぎではないでしょうか。
そこで、金景品と交換される割合を減らそうと、その他の景品の充実を強制しているのです。
…ツッコミどころが満載ですが、これが真実なのです。
現実は、多くの景品は無駄でしかない
さて、ここまでの背景がわかったところで質問です。
パチンコ・パチスロで勝った時、あなたは出玉を何と交換するでしょうか?
まるまる食料品や生活用品と交換するでしょうか?ゲームソフトや電化製品をありったけ交換するでしょうか?
そんな人には私はお目にかかったことがありません。間違いなく金景品と交換するはずです。店員もそれを前提として景品カウンターで処理をしています。
業界団体は景品の準備を強制して、ホールに無駄なスペースを確保させてまで、健全性をアピールしようとしているのです。
スペースの確保やメンテナンスにかかるコスト、景品の準備にかかるコストをどこから回収するかというと…もうお分かりですね。
決して、ユーザーの利便性のために色々な景品を準備しているわけではないのです。
まとめ
ホールに景品が多く用意されているのには理由があります。ユーザーの利便性のためではないですが。
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