朝一の並びのルールがしっかりと決まっており、ズルができないホールは、基本的に出すホールです。
そもそもですが、朝一の並びのルールはホールによって違います。
抽選なのか、並んだ順なのかでまず異なりますし、開店何分前に抽選をするのか、あるいは整理券を配るのか…といったところでも違います。
ホールによって朝一の並びのルールは千差万別です。
参考記事:「朝一の並びのルールにも、理由がある! 」
ただ、ひとつ言えることは、朝一の並びのルールがしっかりしている店は、優良店(出す店)であるということです。
もちろん、そうではないケースもありますが、基本的にこの法則は成立します。その理由を説明していきます。
なぜ朝一の並びのルールが厳格だと出すホールと言えるのか
ここでいう優良店とは、店員の態度が良いだけで出玉を全く出さないホールのことではありません。
しっかりとお客に対して出玉で還元する気のある、薄利で営業している、ヤル気のあるホールという意味です。
なぜ、朝一の並びのルールがしっかりしているホールが出すホールだと言えるのでしょうか。
それは、出すホールの出す日はより早く入場したほうが有利だからです。
より早く入場したほうが、より甘釘の台であったり、より高設定が入りそうな台や高設定の機械割が高い台を確保しやすいというのはわかると思います。
そうなると、誰もがより早い入場順番を求めるということになりますよね。出すホールの出す日となるとなおさらです。
その状況で、そのホールの朝一の並びのルールが雑だったら…どうでしょう。
朝一の並びのルールが雑、という状況を、私の過去の経験から紹介します。
・並び順のホールで、雑誌だけが列をなして置いてあり、整理券配布の時間の直前になると、その人が置いたとも思えない人がわんさか現れて、雑誌の置いてあるところに並ぶ(割り込む?)というホール。
・入場順をくじ引きで決めるルールで、簡単にくじを一人で複数枚ひくことができてしまうホール。
このような雑なルールのホールは実際にありましたし、今でもあります。
出すホールの出す日に、このように雑な並び順管理がされていたら、どう思いますか?
当然、不公平だと思いますよね。早く入場した方が有利なのですから。
人によっては、店員に文句を言ったりするでしょう。怖いもの知らずの人であれば、直接本人に注意するかもしれません。
そして最悪の場合、お客同士でトラブルに発展してしまうことも考えられます。
これは、朝一の入場順がより大事なときほど、起きやすいことですよね。
文句を言われた店員や、お客同士のトラブルが発生してしまったホールは、遅かれ早かれ、朝一の入場方法を改善せざるを得ません。
そして、文句やトラブルが発生しないレベルの厳しさのルールに落ち着くのです。
出さないホールが並びのルールだけ整えても、コストの無駄
このようにして、ホールの朝一の並びのルールは一定のレベルまで改善されていくのですが、それは出すホールに限った話です。
出すホールは、並ぶ人がより早い入場順番を確保したいため、不公平を許さないように改善されていきます。
ですが、出さないホールはそもそも甘釘台も高設定台も無いので、並び順が早かろうと遅かろうとあまり関係がないのです。
早い入場順になろうとなるまいと関係ない状況では、並びのルールが雑だったとしても、定員に文句を言ったりお客同士でトラブルになるようなことは起こりにくいのです。
また、朝一の並びのルールを厳しくするということは、監視をしたり、厳重に抽選を行うようにするなど、ホールにとっては人件費や機械代などのコストが高くなることを意味します。
文句やトラブルが無いならば、わざわざホールがコストを払って改善する必要はないわけです。
「出す店 = 朝一の並びのルールが厳しい」という結論になる
ここまで挙げてきたとおり、出す店は朝一の並びのルールがどんどん洗練されていきます。
一方、出さない店はコスト増加を嫌い、雑なルールでもそのままとなりがちです。
結果、「出す店 = 朝一の並びのルールが厳しい」という方程式が成り立つことになるのです。
あなたが朝一行くホールの並びのルールが「厳しすぎじゃない?」と思うことがあるならば、それは出すホールだという証かもしれません。
参考記事:「朝一の並びのルールにも、理由がある! 」
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