パチンコ・パチスロホールには様々な景品が置いてありますよね。
こんなの、誰が欲しがるんだ?と思うくらい、数多くの景品があります。
お菓子にしても、見たこともないような珍しいものまでも取りそろえられていますが、なぜかホールの景品に「ガム」は無いということにお気づきでしょうか。
ホールへの嫌がらせ防止のため
ホールの景品にガムが無い理由は簡単で、嫌がらせ防止のためです。
アメやスナック菓子ならば特に影響は考えにくいですが、ホールの営業形態からして、ガムでの嫌がらせは致命傷になりかねません。
たとえば、パチンコであれば、玉を打ち出すところにガムを詰めて打ち出せなくしたり、玉に紛れてガムが入っていたら、計数機が壊れてしまいます。
スロットも同様に、メダル投入口や払い出し口などにガムを詰めるといった嫌がらせが想定されます。
これらはホールの営業にとって深刻で、復旧させるのにも時間がかかってしまうというのが問題です。
ホールはその営業形態から、どうしても恨まれやすい業種ですので、自ら嫌がらせの種をまかないようにしているというわけですね。
ホールへの嫌がらせはよくある話
ガムに限らずとも、ホールへの嫌がらせはよくある話です。
多いものが、台にやつあたりするもので、台のガラスを引っかいたり、傷をつけたり、「台パン」と呼ばれる、台をパンチするなどの行為です。
スロットの人気台、ジャグラーシリーズの「GOGOランプ」がタバコの火で焦がされた台は、たまに見る光景でした。
ホールの禁煙化によりGOGOランプの平和は守られるようになったわけですが、それくらいホールに対する嫌がらせというのは日常的に行われているのです。
ホールがしれっと景品にガムを置かないのも、嫌がらせがはびこるバイオレンスなホール内に、武器を提供しないという意志の表れということなのですね。
まとめ
ホール自身への嫌がらせ防止のため、ホールの景品にガムはありません。
お客から嫌がらせを受けてしまうのは、ホールのビジネス上致し方ないことなのです…。
参考記事:「台パンマンは負けている人 」
参考記事:「なぜホールの景品は無駄に多いのか? 」
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