みなさんの知っているホールでも、「あのホールは店長が変わって出すようになった」なんていうウワサを聞くことはありませんか?
実際のところ、店長が変わってホールの出玉還元方針が変わるというのは、とてもよくある話です。
パチンコ・パチスロ業界のあるあるだと言っていいと思います。
店長が変わると出玉が変わる
ホールの店長が変わって出玉方針が変わり、以前は出さなかったホールが出すようになったという話はよく聞きます。
大手チェーンのホールでそういったケースがよくあります。
ホールによっては、新しい店長が就任したことそのものを、イベントであるかのように告知するホールもあるくらいです。
「新店長就任記念!」みたいな告知ですね。
新店長の就任により、これまで全然出さなかったダメホールでも、出すようになったことで急激に人が集まるといったことはあり得ます。
実際のところは、ホールの店長が変わったから、というよりも、チェーン店全体としてそのホールの方針を変えたから、というのが実情です。
不振ホールのテコ入れとしての新店長就任
ホールに新店長が就任する際に考えられるのは、以下のケースです。
①特に戦略的意図のない人事異動
②テコ入れ開始のため敏腕店長を投入
③テコ入れ完了のため敏腕店長が撤退
上記のうち、①に関しては、特にホールの出玉方針が変わるということはありません。
出玉方針が変わるのは、②③のケースです。
「②テコ入れ開始のため敏腕店長人材を投入」のケースでは、本部はこれからそのホールを盛り上げていく必要があると判断しているため、優秀な店長だけでなく、予算も投入されている可能性が高いです。
予算が投入されているということは、当然、お客に還元する額も大きくできるということですね。
新店長が就任したから、というよりは、出す方針が本部から指示された&予算が投入されたから出すようになった、と考える方が自然です。
新店長が就任して出すようになった、というホールには予算を投入されている可能性が高く、積極的に通いたいホールの選択肢筆頭といえるでしょう。
現実に多いのは撤退人事
私も長いことパチンコ・パチスロを打ってきていますが、実際に新店長が就任してホールの出玉方針が変わった、というのは何度も体験してきました。
しかし残念ながらそれらの多くは、前述の「③テコ入れ完了のため敏腕店長撤退」のケースです。
同じチェーンのホールだと、ある程度の期間お客に出玉を見せつけて客付きが安定したホールは、もう出玉を出さなくする、といった戦略がとられます。
出さなくした分の予算を、新規出店ホールや客付きの悪いホールにテコ入れする、というわけです。
その場合に行われるのが、敏腕店長の撤退人事になります。
テコ入れが完了して、客付きが安定したとなったら、もう優秀な店長を置いておく必要はありません。
敏腕店長は他のテコ入れしたい店舗に移し、ただひたすら回収する任務の店長を配置しておけばいいというわけです。
この場合の新店長就任では、新店長の力はおろか、予算を削減されている可能性も高く、出玉に期待できるはずもありません。
以前までは特定日にガッツリ出玉を出す優良店であったホールが、新店長になってから特定日すらアケてこないボッタくりホールになってしまった、という例は、枚挙に暇がありません。
実際の新店長就任で多いのは、残念ですがこのケースなのです。
まとめ
新店長就任で出すようになった、というのはあり得る話です。
新店長が就任して出すようになったのであれば、積極的に狙っていくべきです。
ですが、新店長が就任したからといって、その後必ず出す方針になるのか…と言われると、それは違います。
テコ入れ人事なのか、撤退人事なのかを考える必要があります。
コメント