パチンコ・パチスロで長期的に勝とうと考えたとき、ホールの特定日(旧イベント日)を狙っていくことは大切です。
ですが、特定日だからといって無条件でホールが甘くしてきてくれるかというと、そんなことはありません。
むしろ、特定日の中でも真の特定日を見抜く、目利き能力が必要とされるのです。
特定日を狙うこと自体は正解
ホールに打ちに行く際、特定日を狙っていくこと自体は正解ですし、否定するつもりもありません。
特定日を狙った方が、そうでない日を狙うよりも勝ちやすくなるのは間違いありません。
ですが、特定日だからといって、毎回ホールが出玉を出しにきているかというと、そんなことはないのが実情です。
いろいろなホールで打つことがありますが、どのホールも体力は確実に低下してきています。
スロットでは旧基準機が続々と撤去され、これまでホールにとって稼ぎ頭であった機種たちは姿を消しました。
あるいは、まだ期限が残っている機種も、そう遠くないうちに姿を消します。
ホールとしては、新しく入って来る機種は、旧基準機ほど回収できないということを重々承知しています。
これまでと同様に回収ができない状況で、出玉だけこれまでと同様に出すというのは無理な話なのです。
毎月3回の特定日を毎回出していたホールであっても、毎回は出さなくなるケースが出てくる、あるいはもうすでに毎回出さなくなっている、といった事態が起こり得るのです。
そもそも特定日を出していないホールも多い
特定日を出さなくなる可能性がある…という話以前に、そもそも特定日を出してすらいないホールも多く存在します。
というより、大多数のホールが、特定日だからといって通常営業より甘くしたりしていない、と言っていいでしょう。
ホールとしては、出玉を出さなくてもお客がやってきてくれるのであれば、出さないに越したことはありませんからね。
そういった、特定日に出すつもりの無いホールは、より今後出さなくなるでしょう。
長期的に勝つためには、このような罠ホールには近づくべきではありません。(ハイエナなど勝てる戦略を持って臨む場合を除く)
新台入替日も怪しくなってくる
特定日に毎回出すとは限らなくなってくるのと同様に、これまで新台入替日が強かったホールで新台入替日が弱くなる、という可能性も十分考えられます。
昔に比べて、新台入替日に新台そのものを出してくるホールは各段に減りましたし、新台入替日を出してくるホールもそう多くはありません。
特定日をこれまで通りの出玉で出せないとなると、新台入替日の出玉を削るというのも当然考えられる選択肢というわけです。
特定日を盲信せず、常に観察を
これからに限ったことではなく、これまでもそうなのですが、ホールがアピールする特定日を信じて稼働するだけではとても危険です。
特にいま現在は、ホールは特定日(イベント日)を自らお客にアピールすることは許されていませんから、特定日に別に出玉を出さなかったとしても、ホールは文句を言われる筋合いはありません。
まあ、たとえホールがイベントだと宣言できていたとしても、ホールに文句を言ったところでどうにもなりませんが…。
結局、ホールの特定日が本当に特定日に値するものなのかどうかは、実際にそのホールの観察を続けるほかはないのです。
幸いなことに、自らが打たなくても、パチンコであれば甘釘調整の台、スロットであれば高設定挙動の台があるかどうか、は実際の台やデータを見るだけで確認することができます。
そういった情報を収集して、本物の特定日を設けているホールで打つことが、長期的に勝ちにつながるホール選びといえます。
まとめ
特定日が月に何度もあるホールでは、本当にすべての日が出す日なのかどうかは怪しいところです。
特定日が本当に特定日に値する状況なのかどうかは、実際にそのホールに出向いて釘調整を確認したり、高設定挙動の台があるかどうかを確認するのが最善です。
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