パチンコ・パチスロで長期的に勝ち続けたいと思ったとき、意識しておくべきことがあります。
それは、パチンコ・スロット台を打っているときであっても、その台と勝負しているわけではなく、その台を設置した人間や、その台を確保するに至るまでの他のお客との勝負になる、ということです。
パチンコ・パチスロは、とかく機械との勝負と思われがちなのですが、全くそんなことはなく、むしろほぼ人との勝負で決まるのです。
勝つためには、台での勝負をしてはいけない
パチンコ・パチスロで勝てていない人の多くは、パチンコ・パチスロを打つ時に、台との勝負が大事だと思い込んでしまっています。
つまり、自分の打ちたい台に座って、その台でいかに大当たりを引くか。
いかにプレミア役を引くか。爆連させるか。
そういった、自分の座った台でどうなるかが勝負、だと思ってしまっているのです。
確かに、その日一日だけを勝つとか、その一勝負だけを勝つということが目的なのであれば、その台との勝負が大事だというのも、気持ち的にはわかります。
しかしながら、実際に本当に大事なのは、台との勝負ではなく、人との勝負なのです。
台を打っているときではなく、その台を調整した人、そしてその台を確保するまでの他のお客との勝負が大事なのです。
台を調整した人にあたる、ホール店長、釘師、設定師といった、台の出玉にかかわる設定をする人間。
そして、台を確保するに至るまでの、ホールに来ている他のお客。
これらの人間との勝負に勝つ必要があるのです。
人間との勝負に勝てれば、結果はついてくる
つまり、甘釘台なり高設定台を入れてくる人間の考えを読み、他のお客との台確保の勝負に勝てれば、台との勝負など些末なこと、ということです。
立ち回りでの例を挙げて解説します。
以前、特定日に、メイン機種に高設定を大量投入してくるホールがありました。
ここで、もし台との勝負だけが重要という考え方であれば、愚直に自分の打つ台だけを設定判別していたでしょう。
しかし、そのホールの特徴として、機種ひとシマの片側だけ全台設定5、といった設定の入れ方をしてくることがある、ということを事前に知っていたならばどうでしょう。
私はそのホールの特定日に、朝一開店から20分ほど経過したタイミングで、機種両側の大当り回数を数え、明らかに大当り回数が多い側に移動したのです。
結果、実際に片側だけ全台設定5で、設定5をほぼ終日打つことができたのです。
このケースは、人間(ホール店長、設定師)の傾向や考えを読んで勝ったという典型的な例です。
上記はほんの一例ですが、こういった、自分の台との勝負だけを考えていてはダメな状況というのは往々にしてあります。
パチンコ・パチスロを打つとき、パチンコ・パチスロ台は目の前に見えますが、その先にいる人の姿は直接見えないので、人と勝負しているということは意識されない傾向にあります。
ですが、勝つためには、パチンコ・パチスロ台そのものではなく、人と勝負しているということを意識しておくことが必要なのです。
我々はパチンコ・パチスロ台を媒介として、人と勝負しているといえるのです。
まとめ
パチンコ・パチスロは目の前の台との勝負ではなく、その台を用意する人や、他のお客との勝負であるということは、意識しておくべきです。
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