パチンコ・パチスロにおいて、「激アツ」という言葉の表示される台が当たり前になって久しいです。
「チャンス」という言葉の期待度が昔に比べて下がってきたように、「激アツ」という言葉も今後、期待度が下がっていくのではないかと予測しています。
「チャンス」のインフレ化が進んだ
「チャンス」「好機」といった、プレイヤーに期待を持たせる言葉を表示する演出を搭載している機種はいくらでもあります。
10年ほど前と今を比較すると、間違いなくそれらのチャンスを表示する演出が大当りにつながる期待度は下がっていると言えると思います。
チャンス表示演出が出ても、チャンスではないとわかっている人も多くなってきています。
昔は、チャンスが表示されたら、それなりに大当りにつながる、本当のチャンスでした。
ですが、現在の機種の多くは「チャンス」だけではむしろノーチャンスで、「激アツ」など他のチャンスアップが絡まないと当たらない機種ばかりと言えないでしょうか?
激アツをわざわざ表示する台が一般的になった
現在、多くの機種に「チャンス」「CHANCE」「激アツ」「激熱」といった、チャンスの程度を表示する演出が存在します。
ですが、10年~20年前といった一昔前では、そもそもそういった演出を搭載している機種はほぼありませんでした。
昔はわざわざ自分から激アツなんて表示する台はなく、プレイヤー側が激アツの演出を探すという楽しみがあったのです。
そういう意味では、現在の各機種はチャンスの程度を表示することで、プレイヤー側にアツさを探させるような演出の作りこみを放棄しているととらえることもできます。
現在は昔と比べて、新台が導入されてから撤去されるまでのサイクルが短くなっています。
そういった背景もあり、機種独自の演出の作りこみをしたとしても、プレイヤー側にアツさが伝わる前に撤去されてしまう…といった事情もありそうです。
激アツもチャンスと同じ道をたどるのか
「激アツ」表示は今のところ、パチンコでもパチスロでも実際に激アツのことが多いようです。
激アツ表示が出れば、まあ悪くても半分以上は大当りにつながるという機種が大半であるといえます。
しかしながら、前述の「チャンス」「CHANCE」がそうであったように、「激アツ」の期待度も将来的にはじょじょに低下していくのではないかと予想されます。
パチンコ・パチスロでは昔は使われたが今は使われなくなった「死語」というものが数多くあります。
「激アツ」もそう遠くない未来、死語となる日が来るかもしれませんね。
まとめ
「激アツ」という言葉の未来について考えてみました。
かつての「チャンス」が今はチャンスでなくなったように、「激アツ」も激アツでなくなる日が待ち受けているのかもしれません。
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