スロッターの皆さん、「万枚」という言葉を最近あまり聞かなくなったと思いませんか?
ご存知の通り、万枚とはスロットで一万枚のコインを出すことを言います。
6号機時代を迎え、万枚達成が難しい機種ばかりとなり、万枚という言葉も影を潜めてきたのかもしれません。
万枚はスロッターの現実的な夢だった
ひと昔前、ひと昔といっても10年~15年以上も前でしょうか。
万枚を達成することはそこまで難しいことではありませんでした。
「コンチ4X」「獣王」「アラジンA」「サラリーマン金太郎」「ミリオンゴッド」
その後の「北斗の拳」「吉宗」…
これらの機種名に胸が熱くなった方は、私と同じか、近い世代の方に違いありません。
これらの機種で高設定をつかめば、万枚を達成することはそこまで難しいことではなかったのです。
へたをすると、別に高設定でなくても、万枚に届いてしまう機種が多く存在していました。
初代ミリオンゴッドなどがその典型ですね。
1/8192を引けば約5,000枚獲得。AT消化中にもう一回引けばほぼ万枚に到達してしまいます。
万枚の夢があると同時に、逆万枚の悪夢にさらされる人も多くいましたが、スロットの遊技人口が最も多く、盛り上がっている時代でした。
今でも一撃万枚の夢がある機種は存在する
もちろん、今でもまだ一撃万枚の可能性を秘めた機種が残っていることは事実です。
ですが、その多くは「高射幸機」とされて撤去が進んでおり、残された機種もあとわずかとなっています。
高射幸機に分類されなかった機種でも、一撃万枚のありうる機種はありますが、それらの機種も全部撤去される期限は徐々に迫ってきているのです。
6号機時代で万枚は完全死語に
6号機時代の到来で、「万枚」という言葉はおそらく死語になります。
そもそも、6号機にはリミッターが存在し、何があろうとも一撃での出玉は2,000枚~3,000枚が限界です。
現存の6号機の高設定の機械割も、とても万枚を狙えるようなものではありません。
万枚を達成するためには、高設定で何回も初当たりを引き、それらの初当たりの多くでリミッター到達かその付近まで連チャンさせる必要があるといえます。
あまり現実的でないということは、すぐに想像がつくかと思います。
実際に達成されることがなくなれば、自然と万枚は「現実的な夢」から「夢のまた夢」に格下げされ、言葉自体が使われなくなってしまうでしょう。
まとめ
万枚はスロッターにとって「現実的な夢」でしたが、今後は「夢のまた夢」となります。
万枚という言葉自体も、聞かなくなることでしょう…。
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