一部営業を続けているホールはあるものの、現在、全国的に各ホールは営業を自粛しているようです。いま営業しているホールは各所からバッシングを受けています。パチンコ・パチスロ業界のイメージが悪くなるからと、業界団体からの営業自粛要請が出ているところもあるとか。
そんななか、GW(ゴールデンウィーク)明けまでとされていた緊急事態宣言が、解除できそうにないという話が挙がってきています。すでにGW中の営業自粛を余儀なくされている各ホールにとっては、涙目ものの話でしょう。
「時事通信社:緊急事態宣言、延長へ 全都道府県一律も 政府、5月5日までに最終判断」
GW明けで緊急事態宣言が解除される見込みはない
上記ニュースにも記載がありますが、2020年4月29日現在、緊急事態宣言がGW明けの5月6日に解除できる見込みがなさそう、ということがわかっています。政府は延長の調整を行っているとのことです。
これは、パチンコ・パチスロ業界のみならず、各産業に大きな打撃を与える話ですが、ここでは営業自粛しないホールの存在によりいま袋叩きにあっている、パチンコ・パチスロ業界や、今後のホール営業について考察します。
当然ながら、ホールの営業再開も延期
緊急事態宣言の延長が意味するもの、それは当然ながらパチンコ・パチスロホールの営業自粛期間の延長です。現在、多くのホールが、自粛期間を明示していなかったり、明示していたとしても「5/6まで」といった形で発表しています。
GW明けには再開できると見込んでいたホールとしては、「しばらくの間」として営業自粛し続けるしかありません。
緊急事態宣言の解除がいつになるのかは、今後の感染拡大状況にもよってきますが、このままズルズルと5月末まで、6月末まで…と延長される可能性も十分にあると思われます。
こればかりは、パチンコ・パチスロホールで稼働するということは不要不急の外出の最たるものですから、ホールが営業自粛せずに叩かれてしまうのも、やむを得ないかと思います。というわけで、今後まだまだホール営業自粛は続きそうです。
再開できたとしても…
いま営業自粛しているホールとしては、もともと書き入れ時であったはずのGWを失ってしまっただけではなく、その後もいつ終わるかもわからない無限営業自粛地獄に陥っているといえます。かといって営業して世間から袋叩きに合うわけにもいかず、行くも地獄、戻るも地獄という状態です。
ホールは営業自粛中、固定費という無駄な支出をただ垂れ流しているだけの状態です。ホールが休みだからと言って、その場所の賃貸料がゼロになるなんてことはありません。さらに社員を多く抱えているホールでは、給料補償などの人件費も発生します。営業自粛しているホールは全店、いまそういう状態なのです。
5月末になるのか6月になるのかわかりませんが、今後緊急事態宣言が解除され、ホールが営業できるようになったとしても、すぐホールがお客に還元するかというと、そんなことはないでしょう。
私がホールの経営者であれば、お客さんに還元するのは、営業自粛した分の損失を取り戻してからにします。
ホールだって商売ですから、お客に還元して自分が潰れてしまう、なんていう愚かなことはしません。営業が再開されてから少なくとも2~3か月、長くて今年一杯くらいまで、全店がガッツリ回収するような、お客にとっては地獄のような期間が続くのではないでしょうか。
…とまあ暗い話ばかりになってしまいましたが、現状それくらいホールは厳しい状況なのです。
まとめ
GW明け直後のホール営業再開は絶望的な状況と言えます。
今後営業が再開されたとしても、回収期間がしばらく続きます。ホールにとっても、打ち手にとってもツラい状況となりますが、まずはコロナウィルス感染拡大を防止することが一番です!
いま感染者が増えて感染拡大が続くと、緊急事態宣言解除までの期間はより延長されてしまいます。そういった意味でも、稼働自粛が必要な状況です。
まずは自分の健康と、周囲の方の健康が第一かと。くれぐれも感染にはご注意ください!
コメント