パチンコ・スロットは現在、完全に現金主義となっています。
現金を持っていなければ、玉やコインを借りて打つことはできません。
ですが、現金を持っていなくてもパチンコ・パチスロを打つことができる、そんな未来がやってきそうです。
進むキャッシュレス化の検討
現在、パチンコ・スロットを打とうと思ったら、現金を持っていかなければなりません。
パチンコ・スロットに限らず、日本では現金でないと決済できない場面というのはまだあります。
ですが、現金を一切持っていなくても買い物ができたり、日常生活を過ごすうえで問題ない状況にもなりつつあります。
パチンコ・スロットに関しても、現金主義から離脱し、キャッシュレス化を進めるというのは自然な流れと言えます。
パチンコ・スロットの業界団体(日遊協)としても、キャッシュレス推進協議会への入会が決議されています。
参考記事:「【レポート】無視できない「キャッシュレス」ブーム パチンコ業界での実現性は!?」
キャッシュレス化もそうですが、今後パチンコ・スロットを打つためのルールが変わっていく未来が、割と近くまで来ているかもしれません。
キャッシュレス化の功罪
さて、パチンコ・スロットでのキャッシュレス化は、ホールや我々ユーザーにどういった影響を与えるでしょうか。
まず考えられるのは、ホールの売り上げの向上です。
貸玉・貸コインがキャッシュレスで決済できるようになれば、現金よりもお金を使っているという実感が薄くなります。
現金で遊技する場合よりも、より多くを投資してしまう人は増えるでしょう。
これはなにも、パチンコ・スロットに限った話ではないですよね。
現金よりもカード等で支払った方が、お金を使った感が薄いというのは、ある程度誰もが経験したことはあるはずです。
業界全体としても、ホールの売上が向上するであろうキャッシュレス化には、賛成して当然ということになります。
ですが、これに関係した負の側面として、キャッシュレス化はパチンコ・スロットへの依存性を助長するという側面があります。
これもイメージはしやすいと思います。
現金であれば、まだ「現金が無くなったら終了」といった自己制約もつけられそうなものですが、キャッシュレス化した状況でその制約を守れるでしょうか。
大きくのめり込み、想定していたよりも多くの額を使ってしまうというケースは発生しうるでしょう。
キャッシュレス化に伴い、パチンコ・スロットにのめり込みやすい人は、よりのめり込みやすくなってしまうのです。
まとめ
パチンコ・スロット業界にも、キャッシュレス化の波は押し寄せています。
便利になるのは悪いことではありませんが、それにともなう影響も考慮しておきたいところです。
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