ゴールデンウィーク(GW)が明けたものの、緊急事態宣言解除は延長されており、まだ解除はされていません。ですが、都道府県によっては「制限解除」の名のもとに、ホールの営業再開が認められています。制限解除された都道府県に、他の県から客が押し寄せてくる、という状況が今後も考えられます。
制限解除されていないが、営業を再開するホールも。
東京都内や大阪府など、制限が解除されておらず、営業自粛要請の出ているままの都道府県であっても、GWが明けたと同時に営業を再開するホールが出てきています。
最初の緊急事態宣言の発令を受けて、営業自粛を余儀なくされたホールは、宣言の期間通り、GW中までを店休にすると提示したホールが多くありました。ホールの前に貼られた告知ポスターには、以下の2パターンの表示がありました。
・しばらくの間休業します
・5月6日まで休業します
この5月6日まで休業します、と貼りだしていたホールの何店かは、自粛要請の延長を無視して営業を再開しているようです。
該当の都道府県は、営業を再開したホールに対して、再度営業自粛の要請を行うとのことです。
自粛しているホールがバカを見る、ぬけがけ営業再開
なぜこういった、ぬけがけ営業再開が横行するのかというと理由は簡単で、営業自粛をさせるための法的な拘束力が無いためです。
ホールの社会的責任としてのあるべき姿は営業自粛なのでしょう。ですがホールとしても自らが潰れてしまうようなことがあっては、従業員を露頭に迷わせることになりますし、背に腹は代えられず営業を再開した、といったところかと思われます。
営業しても罰則が無く、世間にさらされるだけなのであれば、営業してちゃんと利益を確保したほうが正義である、ということになってしまいます。
こうなると、素直に都道府県の要請に従い営業自粛していたホールは利益も出せずにお客をもっていかれてしまうというバカを見ることになります。
今は営業自粛しているホールでも、一部のホールが営業再開しているのを見て、自粛要請を無視して営業を再開するホールが新たに出てくるかもしれません。
営業自粛要請といえども、自粛しなかったところで、法的な罰則は何もないのですから。
今後ホールは再度自粛の方向に進むのか、なし崩し的に営業再開するホールが増えてきてしまうのか…。このまま罰則や営業自粛することによる手当てが整備されないままであれば、営業再開するホールが増えてきてしまうのではないかと思います。
パチンコ店に限らずですが、政府や各都道府県は、難しい対応を迫られている状況です…。
早く普段通り打つことができる状況に戻ることを願うばかりです。
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