パチンコ・パチスロをよく打つ皆さん、ホールに時計がなくてめんどくさいと思ったことはありませんか?
このご時世、多くの人が携帯電話やスマホ、腕時計などを持っていますので、時間がわからなくなるといったことはありませんが、確かにたいていのホールには時計が設置されていません。
お客をホールに長居させるため
ホールに時計が設されていない理由はとても簡単で、「お客をホールに長居させるため」です。お客をホールに長居させて、たくさんホールにお金を落としてもらおうという話です。
パチンコ・パチスロに熱くなった人を帰さない、という意味もあります。
ホールに時計があると、ふと時計を見たお客が、そろそろ帰らなくては、と思ったり、辞めるタイミングを見計らったりしてしまいます。
時計があると、お客が「もうこんな時間!帰らなきゃ!」と思うキッカケを増やしてしまうわけですね。
そうならないためにも、ホールには時計を設置しない、としているところがほとんどなのです。
また、この他にも、できる限り窓を少なくしたり遮光するなど、外の明るさから時間を推測させない工夫をしていたりします。
パチンコ・パチスロを打つ人ならわかると思いますが、ホールで打っていたらいつの間にか思ったより時間が過ぎていた…。という体験は誰にもあることかと思います。
まさにホールはそれを狙ってきているのですね。
カジノでもこの営業戦略はよくやる話
パチンコ・パチスロホールに限らず、ギャンブルをさせる場所において、時計を設置しない、窓を設置しないなど、集中させる環境を作り出すということは、胴元側がよくやる戦略です。
たとえば、今後日本にもできるであろう、カジノ。
これはもう完全にこの戦略を取り入れています。暗めの窓のない室内で、時計もありません。
プレイヤーがギャンブルにガッツリハマれる環境を作り出しているというわけです。
ホールは様々な戦略を駆使している
時計が無い、というのはホールの戦略のひとつにすぎませんが、こういった細かいものも含めてホールは様々なワナをしかけていると言えます。
あきらかに時計はあったほうがお客様のためです。ですがホールが儲けるために設置しない。
こういったあたり、「お客様と共に…、お客様のため…、地域密着型の…、」と表向きには宣言しているようなホールの、本音が見えると私は思うのです。
コメント