パチンコ・パチスロで長期的に勝ち続けるためには、勝てる人の考え方をするということが一番大切ですが、それに加えて、想像力が必要になってくると思います。
ただボーっと稼働しているだけでは、勝ち続けることは難しいんですよね。
仮説を立て、調査を行い、実践してみる
パチンコ・パチスロだけに限った話ではないのですが、何らかの結果を出そうと思ったら、過去に結果を出している方法が無いか調べたり、結果を出している人の考え方や行動をまねたりするかと思います。
こうやったら成果がでるのではないかと仮説を立て、それを行うとどうなるか、過去に行った事例はないかを調査し、実際にやってみる。
仕事やスポーツなんかがそうですよね。
パチンコ・パチスロでもこれと同様のことがいえます。
過去に実績のある立ち回り(高設定狙い/甘釘狙い/ハイエナ等)を行うにしても、自分の場合にあてはめてみることが大切です。
自分が置かれている状況で実施できる立ち回りを考えてみて、それが実施できるか、過去にやったことのある情報はないか調査し、実際にやってみる。
この、自分にできる有効な立ち回りには何があるか、勝つための確率を高めるにはどうすればよいか、ということを考えるうえで重要なのが「想像力」になります。
立ち回りでの実例
ここで想像力が活きたと思われる実例をひとつ紹介させてください。
もう15年以上も前の話になってしまいますが、私が「北斗の拳」というパチスロ台で立ち回っていた頃の話です。(懐かしすぎる…。)
この台は、高設定に設定変更をした場合に、3分の1から半分くらいの確率で高確率状態でスタートします。
高確率状態は、台を見ただけではわかりませんが、しばらく打っていると演出の具合から判断することができます。
ですので、高確率状態のままヤメる人は少なく、たいていの人は低確率状態のときにヤメます。
ですので、前日出ていなくて、当日の朝一に高確率状態から始まった台は、高設定の可能性が高くなるのです。
ここまでは、パチスロ情報誌にも載っていた情報ですので、この機種を打とうとする人なら誰もが知っていた情報、と言えます。
ここから、高設定をつかむ確率を高めるためにはどうすればいいか、想像力を働かせます。
周辺の各ホールの状況も鑑みて、いくつか考えられる戦略はありました。
①人気店で高設定イベントの日に参戦する
②抽選で高設定に座れるイベントを実施している店に参戦する
③朝一客付きがあまりない店で高設定を探す
そして、それぞれの戦略を試してみて、どれが有効なのかを確認していきました。
結果、私が取ったのは③の戦略でした。
①は、高設定をつかめる場合はそれでいいのですが、高設定を多く入れる店では競争率も高く、朝一ですぐに満台となってしまい、1台打っただけで終わりになってしまいました。
②は、こちらも抽選に参加する人が多く、抽選に外れたらそれでおしまい、という状況でした。
③は、実践してみると、朝一で複数の台を打つことができ、結果的に高設定をつかめる確率が高いということがわかったのです。
そして、次はこの戦略で高設定をつかむ確率を高めるにはどうするかを想像します。
すると、「最悪、高設定を逃してもいいから、いかに朝一で多くの台の高確率状態か否かを判断するかが重要」という仮説が立てられたため、そこに焦点を当てていきました。
高確率状態か否かの判断の精度を高めるための情報を仕入れ、いかに短いゲーム数で判断するかを磨いていったのです。
結果、この立ち回りでかなりの確率で高設定をつかむことができるようになりました。
想像力を働かせることは楽しい
現代のパチンコ・パチスロにおいても、長期的に勝ち続けるためには想像力を働かせるということは重要だと思います。
店選びや台選び、自分が置かれている状況などから、どういう立ち回りをすると勝つ確率が上がるのか…といったことを考える事自体も、なかなか楽しいですよ。
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