あまり一般的に語られることはありませんが、パチンコやスロットにおいて天井狙い(最近では遊タイム狙い)をすることができる機種には真の条件があります。
普通は、ただ狙い目のゲーム数が浅いとか、天井性能が高いとかで判断されがちです。
ですが、真に天井狙いができる機種の条件というのは、それだけではないのです。
天井狙いができる機種の条件とは
一般的に認識されている天井狙いのできる機種の条件としては「天井狙いの期待値がプラスである」だけです。
ですが、長期的な視点を持つと、天井狙いができる機種の真の条件が見えてきます。
以下が、天井狙いができる機種の真の条件です。
- 天井狙いの期待値がプラスである
- 天井狙いの期待値がプラスであり過ぎない
- 天井狙いの損益分岐点付近にチャンスがある
各条件の意味について解説します。
1. 天井狙いの期待値がプラスである
ひとつめの条件は、周知の事実となりますが、「天井狙いの期待値がプラスである」ことです。
そもそも、天井狙いをしたときにプラスが見込めないのであれば、天井狙い可能な機種ではありませんね。
2. 天井狙いの期待値がプラスであり過ぎない
ふたつめの条件は「天井狙いの期待値がプラスであり過ぎない」です。
これは何を意味しているのかというと、「天井性能が良すぎる台はダメ」ということです。
矛盾しているように思えるかもしれませんが、これは事実です。
天井性能が良すぎる台というのは、裏を返すと、天井以外のところはチャンスが薄いということになります。
極端なケースだと、天井以外はほぼ当たらないといった機種もあります。
そういった機種を、天井狙い以外で打ちたいと思うでしょうか?
天井性能が良すぎる台というのは、デビューしたての頃は多少天井狙いできるかもしれませんが、すぐに稼働がつかなくなって撤去される運命にあります。
つまり、長期的に天井狙いができる機種にはなり得ないのです。
これまでのスロットの歴史において、設計ミスだろうと思われるレベルで天井性能の高い機種が登場したことはありますが、それらの機種が短命に終わるのを数えきれないほど見てきました。
3. 天井狙いの損益分岐点付近にチャンスがある
最後の条件は「天井狙いの損益分岐点付近にチャンスがある」です。
これは、「天井狙いで期待値がプラスになるギリギリの地点付近に、打ちたくなる理由(チャンス)が存在する」ということです。
そしてこのチャンスや打ちたくなる理由というのは、本当のチャンスである必要はなく、そう思わせるものだったり、心理的にそう感じやすいといったものでもよいのです。
具体的には、
- ゲーム数解除のゾーンが存在する
- 特定のモードの天井が存在する
- 当たらない薄い高確で引っぱられる
といったような理由ですね。
こういった理由が何かしらつきやすい機種は、チャンス(と思われる部分)まで回す人が増えるため、天井狙いをできるケースが増えます。
逆にこのような理由がつかない機種は、天井狙いできるところまで回す人がどんどん減っていくため、遅かれ早かれ天井狙いはできなくなってしまうのです。
まとめ
天井狙いができる機種の真の条件を挙げてみました。
ただ単に天井の性能の高い機種が、天井狙いできる機種というわけではありません。
長期的に天井狙いのできる機種を見極めることができれば、その機種の知識は非常にコストパフォーマンスが高いものになるといえます。
参考になれば幸いです。
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