パチンコ・パチスロで長期的に勝ちたいと考えたとき、ホールのタイプを選別し、狙っていくべきホールを選択することはとても大事です。
ホールは営業方針ごとに複数のタイプに選別することができます。
そして、狙っていくべきホールのタイプというものは確実に存在します。
ホールのタイプは大きく分けて3種類
ホールは経営状況と営業方針ごとに大きく分けて3種類のホールが存在します。
これまでの20年以上の立ち回りの経験から、全ホール数に対する体感的な割合も記載しました。
- 全力回収店 60%
- あきらめ潰れ待ち店 25%
- 特定日還元店 15%
残念ながら、ホールの大多数は、積極的に狙っていくべきホールには該当しません。
ホールを選ぶ側である我々が選択すべきは「3. 特定日還元店」となります。
各ホールタイプについて解説します。
1. 全力回収店
その名の通り、お客から常に全力で回収するホールです。
全ホールに対する割合は60%と、半数以上がこのタイプのホールであると言えます。
このタイプのホールは、旧イベント日であろうと、新台入替日であろうと、基本的に出玉を出すことはせず、ひたすらお客から回収を続けます。
出すと思われる日であっても、あくまでお客が勝てないレベルで通常営業より甘くする程度で、まったく甘くしないホールの方が多いです。
このタイプに該当するホールの例としては以下です。
- 駅前の有名チェーンの大型店。ほぼフル稼働。
- 郊外の有名チェーンの中規模店。周辺に他の店舗がない。
特徴として、お客がすでに多かったり、他の店舗にお客を持っていかれる心配のない店舗がこれに該当します。
すでに客付けに成功していて、他にライバルがいなければ、そりゃあ出玉を出すはずがありませんよね。
そして、このタイプのホールは有名チェーンの店舗が多く、名前がよく知れているのでお客が集まりやすいといえます。
有名チェーン店の場合、最初の頃は出したとしても、お客がついたら一切出さなくする、という方針をよくとってきますので、特に注意が必要です。
2. あきらめ潰れ待ち店
続いては、あきらめ潰れ待ち店です。
全ホールに対する割合は25%です。
このタイプのホールは、とにかく全力で回収するところは、全力回収店と変わりません。
全力回収店と異なるところは集客力です。
あきらめ潰れ待ち店は客付きが極端に少ないため、全力回収しないと利益が出ず、回収するとお客が来ない、という悪循環にはまっているホールです。
このタイプのホールは、出玉を出して集客するということをあきらめてしまっているため、出玉を出すことはしません。
該当するホールの例としては以下ですね。
- 郊外の老舗のさびれた小規模店。常にガラガラ。
- 駅近だが周辺に強力なライバル店が多い店
あなたの近所にも、お客が全く入っておらず出玉を出してもいない、さびれたホールはありませんか?
それがあきらめ潰れ待ち店です。
このタイプのホールは遅かれ早かれ、ツブれる運命にありますので、あまり貯玉・貯メダルをたくさんしておくのはオススメしません。
3. 特定日還元店
最後に「特定日還元店」です。
全ホールに対する割合は15%と最も低くなっています。
我々お客が狙っていくべきホールがこの「特定日還元店」になります。
このタイプのホールは、旧イベント日(特定日)か新台入替日(どちらかあるいは両方)にお客が勝てる台をちゃんと設置してくるホールです。
このタイプに該当するホールの例は以下です。
- 駅前で周辺に強力なライバル店のある中規模店
- 郊外で周辺にライバル店が出店してきた大型店
特定日還元店であるための条件で必須なのが「ライバル店の存在」です。
周辺にライバルとなる店舗が存在し、その店舗よりも集客したいという場合に、そのホールはちゃんと出玉を出してくるのです。
我々お客が狙っていくべきはこの「特定日還元店」になります。
狙うべきは特定日還元店だが…
そして、注意すべきは、この「特定日還元店」というのは、ずっと特定日還元店ではあり続けられない、ということです。
出玉を出す目的は集客ですから、集客が完了してしまうと「全力回収店」に成り下がってしまうのです。
あるいは、集客できないということがわかり「あきらめ潰れ待ち店」になるかもしれません。
これは致し方ないことではありますが、特定日還元店はいつかは出玉を出さなくなるときがきます。
「特定日還元店」が出玉を出さなくなったと感じたら、ホールが方針を変え、ホールタイプが変わってしまったと考えるべきでしょう。
まとめ
ホールをタイプ別に選別し、行くべきホールの検討をしました。
我々お客が狙っていくべきは「特定日還元店」のホールです。
ただし、特定日還元店もずっとそうあり続けるわけではないので、そこは注意が必要です。
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