「パチンコ・パチスロの勝率を上げるためには…」とか、「こうすれば勝率を高められる」といった話を見聞きすることはあると思います。
ですが、パチンコ・パチスロで長期的に勝ち続けたい場合、勝率にこだわることにあまり意味はありませんし、その必要もありません。
勝率を上げるとは
「勝率」と言った場合、例えば10回打ちに行ったとしたら何回勝てるのか、といった確率を指すと思います。
- 10回中3回勝てる
- 10回中5回勝てる
上記のどちらかであれば、他の条件がすべて一緒であれば、それはもちろん5回勝てる方が良いでしょう。
パチンコ・パチスロで勝率を上げることというのは、一見するととても重要なことのように思えます。
ですが、実際にパチンコ・パチスロで長期的に勝ち続けるとなると、実はそんなことはありません。
「10回中5回勝てる」としても、勝った5回がチョイ勝ちで、残りの負けた5回が大負けだったらどうでしょう。
「10回中3回勝てる」であっても、勝った3回が大勝ちで、残りの負けた7回がチョイ負けだったらどうでしょう。
全然話が変わってきますよね。
大切なのは勝率でなく勝ち額
勝率を上げたいとか、勝ちの日を増やしたいといったことは、勝つための意識としては良いと思います。
ですが、最終的に大事なのは「勝率」ではなく「勝ち額」のはずです。
- 10回中9回勝てたとしても、1回の負けでトータルがマイナスになる
- 10回中1回しか勝てなくても、1回の勝ちでトータルがプラスになる
このようなことは、パチンコ・パチスロではよくある話です。
どちらが長期的に見て勝てるかと言われると、後者ですよね。
(トータルがマイナスでも、10回中9回勝てた方がイイ!という人も中には居るかもしれませんが…。勝つことを重要視するならば後者になりますね。)
長期的に勝つとなると勝率は低くなる
実際、パチンコ・パチスロで長期的に勝ち続ける場合、勝率はそんなに高い値にはなりません。
私ももう20年稼働を続けており、収支記録もつけ続けていますが、集計すると現在までの勝率はほぼ30%といったところです。
パチンコにしろパチスロにしろ、負けは小さく、勝ちは大きくなるのが基本です。
例えば、実際の稼働で負ける場合は、
- 打ってみたがボーダーを超えず終了
- 遊タイム狙いで連チャンせず終了
- 高設定狙いで高設定をつかめず終了
- 天井狙いで連チャンせず終了
といった、「ダメだったパターン」が多数となります。
というか、負けのパターンはもうほとんどすべてが上記のパターンです。
ですが、これらはいずれも、負けるにしても上限が見えており、大きな痛手となることはありません。
逆に、勝つ場合には、
- ボーダー超えの台で終日フル稼働
- 遊タイム狙いで連チャン
- 高設定狙いで高設定をつかんで終日フル稼働
- 天井狙いで連チャン
といった、長時間打ち、勝ちを積み重ねることが多くなります。
負けるときと違って、勝ち額に上限はありません。
つまり、勝ちのときは勝ち額が大きくなりやすいということですね。
上記のように、結局のところ、勝率は関係なく、「いかに負けるときに少なく負け、勝つ時に大きく勝つか」ということが重要なのです。
まとめ
パチンコ・パチスロで長期的に勝ち続けるためには、勝率を上げるということはそこまで意識する必要がありません。
大事なのは、勝率ではなくトータルの勝ち額を上げることです。
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