私はパチンコ・パチスロホールで働いていた経験があるのですが、そのときに驚いたことの一つに、「大入(おおいり)」の存在があります。
大入とは、想定以上の収益が上がったときに、従業員にお祝いとして還元する、ボーナスの一種ですね。一般的なサラリーマンのボーナスに比べるとだいぶショボくはありますが。
大入が配布されるときはどういうときか
大入は、ゴールデンウィークやシルバーウィークなどといった連休中や、年末年始などに支給されることがあります。
そもそも大入はどういうときに配られるのかというと、ホールが想定以上に儲かったとき、です。
私がホール店員として働いていたときに出た大入の日は、年末年始、ゴールデンウィーク、このふたつでした。どちらも、ホールが特に何もしなくてもお客がやってくる、書き入れ時といわれる時期ですね。
大入で従業員に配られる金額は、だいたい、年末年始の大晦日か三が日に一度でも出勤していた人には5,000円配布、とかそういう感じでした。
そのあたりの連休はお客が多く、店員としても忙しいので、普段の時給より少しアップ、くらいの感じでいました。普段から土日だと時給がアップするアルバイトの業種は多いですよね。そんな感じです。
ただ、大入が普通の時給と違うのは、通常の時給に加えて完全にボーナスとしてもらえるということです。私の働いていたホールでも、平日よりも土日のほうが時給は高かったですが、もちろんその時給は通常通り支払われたうえで、大入がもらえていました。
働いている側の立場からすると、たいへんありがたいことですね。
打つ側からの視点で考えると…
さて、今度はホール店員の側ではなく、ホールに打ちに行く我々打ち手の視点で考えてみましょう。
もうお分かりかと思いますが、ゴールデンウィークや年末年始は、店員に大入を配ることができるほど、ホールは儲かっているということになります。大入の源泉資金は、もちろんホールにやってきたお客の財布の中身ですから。
我々打ち手としては、それらの連休中はそれくらい回収されるのだということを覚悟していなければなりません。
もちろん、だからといって連休中にまったく勝てないかというと、そんなことはありません。連休中でも出すホールは存在しますし、まったく出す気が無いホールでも、勝てる戦術はあります。
ただ、ホールの釘や設定としては平時よりもキビしくなるということはよく認識しておく必要があります。
まとめ
ホールは大きく儲かると従業員に大入を出すことがあります。大入を出すときというのは、ホールがガッツリ回収するときということです。
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