現代のパチンコ・パチスロにおいては、さまざまな「二極化」が進んでいます。
二極化というのは、すごく良いものとすごく悪いもの、の両極端しかなく、それらの中間がほぼ無いような状況を指します。
「状況の良いホールと悪いホールの二極化」や「機種の稼働の二極化」というのがわかりやすいところです。
ですが、それだけではなく、「プレイヤーのレベルの二極化」も進んでいるというのが実情ではないかと思うのです。
ホール状況の二極化は進む
ホール状況の二極化、というのは、とてもわかりやすいところかと思います。
状況の良いホールはより強大となり(強いホールはより強く)、厳しいホールはより厳しく(弱いホールはより弱く)なってきていると感じます。
ひと昔前までは、ホールは大手チェーン店から個人経営の小規模ホールに至るまで、バラエティに富んだ規模のホールがありました。
ホールごとの特徴も豊かで、それぞれ個人の好みに合うホールのひとつふたつは見つけることができたものです。
それから現在に至るまで、遊技人口が減少し、ある程度の数のホールが潰れざるを得なかったとは思います。
ですが、それにしても「大手チェーンは生き残り、中小ホールは潰れる」といった構図がより明白に分かれてきているように思えるのです。
あなたの知っているホールでも、ここ数年で潰れたホールは、中小規模の体力のなさそうなホールなのではないでしょうか。
別に大手チェーンのホールを否定するわけではありませんが、大手が一人勝ちの状態になって他のホールを気にしなくなってしまうと、市場の競争原理が働かず、我々プレイヤーへの還元(出玉アピール)が実施されなくなる傾向にあります。
機種による稼働の二極化
続いては、もう少し細かいところでの二極化、機種による稼働の二極化です。
これは、機種による人気の二極化、と言い換えてもよいです。
最近は、人気機種には朝一からお客が貼り付いて、空台が出てもすぐ稼働する一方で、不人気の機種は朝から晩まで全く稼働しない、といった状況がよく見られます。
その結果、人気機種は超ロングヒットとなるのに対し、不人気機種はあっという間に通路となり、1ヵ月も持たずに撤去されるという状況が起こり得るわけです。
新台の寿命は年々短くなっているとよく言われますが、もともと減少している遊技人口を人気機種と取り合う形になるため、昔よりも不人気機種が稼働する余地は少なくなってきていると言えます。
ホール側としても、不人気の機種をわざわざ甘く使うことはなく、出すなら人気機種を出してくる傾向にあります。
なので、そこで出玉の差がついてしまい、より人気に差がついてしまうというわけです。
プレイヤーのレベルの二極化
最後に、最も顕著に見られる二極化…それが、プレイヤーのレベルの二極化です。
これは意識している人が少ないと思うのですが、パチンコ・パチスロを打つ人(プレイヤー、ユーザー)のレベルも二極化してきています。
これは、パチンコ・パチスロで勝てる人はよりレベルが高くなってきており、勝つための立ち回りを特にしないで打つ人との差が大きくなってきているということです。
現在は昔に比べて、パチンコ・パチスロで勝つための考え方や知識が手に入りやすくなりました。
なのになぜ、打つ人のレベルに差ができてしまうのでしょうか。
その理由は簡単で、勝とうと考える人は自ら積極的に情報を取りに行き、勝つための情報を入手し、自らの考え方や知識を最新に更新し続けます。
これに対して、特に勝つための考え方を持っていない人は、そもそもちゃんと勉強して情報を仕入れて勝とう、という発想がありません。
その結果、時間がたてばたつほど、両者のレベルの差は開いていってしまうのです。
たとえば、本ブログで述べているような勝つための情報を仕入れている時点で、意識レベルの高い人であると言えると思います。
ですが、特に勝とうと思っておらず、いくら負けても楽しく遊べればいいや、という人は、このような情報を知ろうとしない、というか存在に気づいてすらいないというわけです。
まとめ
パチンコ・パチスロに関する二極化について語りました。
「ホール状況の二極化」「機種の稼働の二極化」に加え、「プレイヤーのレベルの二極化」が顕在化してきていると考えます。
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