特定日とそれ以外の日の集客差が拡大している

みなさんがよく行くホールでは、特定日とそれ以外の日で、朝一のお客の数はどの程度差があるでしょうか？

特定日にはお客が大量に集まるが、それ以外の日には全く人が集まらない…というホールが増えているように思えます。

それにともなって、今後、ホールの特定日がより弱くなっていくのではないかと危惧しています。

特定日とは

まずは「特定日」についてを定義しておきます。

特定日とは、該当のホールの旧イベント日など、そのホールが最も出すと予想される日のことを指します。

１の付く日、７の付く日、ゾロ目の日、毎月〇日、…など、ホールによって特定日は様々です。

特定の日付を特定日とせず、新台入替日を出す日としているホールも存在します。

そのようなホールは、新台入替日も広い意味での特定日に含まれると言っていいでしょう。

特定日に大量にお客が集まるホールは多い

特定日に大量にお客が集まるホールというのは多く存在します。

知名度の高いチェーンの店舗だと、特に強いと思われる特定日(月と日が重なる、新台入替後など)で、朝一に設置台数以上のお客が来店した、という状況も発生したりします。

また、そこまで大規模なホールでなくても、特定日には何百人といったお客が朝一から集まるといったケースがあります。

昔に比べて、特定日に高設定が入る期待度は下がっていると思いますが、特定日を狙ってくる人の割合としては増えていると思います。

特定日以外の日は…

一方で、特定日以外の日は、というと、お客が全然集まらないというのが実情なのかと思います。

特定日とそれ以外の日で、朝一に集まるお客の数の差が大きいというのは、ホールとしてはあまりありがたい状況とは言えません。

特定日の朝一はお客であふれかえっているが、それ以外の日はガラガラ…というホールもよく見かけるようになりました。

この背景にあるのが、ホールの選択肢の広がりです。

以前よりホールの数自体は減りましたが、どのホールに行くべきかという情報は多くなり、ホールの選択肢が広がりました。

その結果、ひとつのホールにこだわる人が少なくなり、特定日を渡り歩くような立ち回りをする人が増えたのです。

これにより、ホールとしてはせっかく特定日に出玉を出しても、その後の通常営業に来店するお客が増えない…といった状況が発生しやすくなっているのです。

今後の特定日はどうなる？

さて、今後、ホールは特定日をどのように扱っていくのでしょうか。

特定日以外も集客できるホールと、特定日以外は集客できないホール、どちらも今後特定日は弱くなるように思えてなりません。

そして、それは特定日以外は集客できないホールほど、より顕著になると予想されます。

特定日以外に集客できないホールというのは、特定日にガンバって出したとしても、その後の通常営業の集客につながらない状況ということです。

となると、特定日をガンバるよりは、通常営業のベースを上げる(回収具合を抑える)方が、通常営業時のお客獲得に貢献するはずです。

特定日以外も集客できるホールに関しても、すでに集客できている以上は、それ以上特定日に出玉を出してアピールしても効果は薄いことになります。

いずれにしても、ホールとしては今後積極的に特定日に出していく意義は小さいと思えてしまうわけです。

まとめ

ホールの特定日とそうでない日の朝一の並びの差が大きくなってきています。

パチンコ・パチスロで長期的に勝つためには、ホールの特定日を狙っていくのは基本であることに変わりはありません。

ですが、今後、特定日に出す意義を見出せなくなったホールが、特定日の出玉を渋ってくることは十分に考えられるのです。