パチンコ・パチスロで爆裂連チャンさせて、玉やメダルを大量獲得したとき、最高の気分になる人は多いのではないでしょうか。
ただ、お客の視点から語るならば、出玉をアピールすることのメリットは無いので、やりすぎには注意です。
ホールにとっては出玉アピールは重要
まず前提として、ホールにとっては、出玉を出しているように見せるということは重要な役割を果たします。
打っているお客や、見ているお客に対して、このホールは出すホールであるというイメージを植え付け、再度来店してもらうようにするためです。
要は、集客のために、出玉をアピールする必要があるということですね。
そして、ここでポイントとなるのは、「実際に出玉を出している」のかどうかはホールにとって重要ではない、という点です。
いかに「出しているように見せるか」だけが重要なんですね。
大多数のお客は、ホールの出しているように見える状況だけで判断し、出しているように見えるホールに足を運びます。
なので、実際に出しているかどうかよりも、出しているように見えるかどうかの方がホールにとって大切なのです。
底上げしたドル箱や、容量の少ない別積み用の箱、そもそも大して出ていないのに別積み…など、出している感を演出するホール内のアイテムは枚挙に暇がありません。
お客にとって出玉アピールはリスクでしかない
さて、ホールにとって出玉アピールが必要なのはわかると思いますか、お客にとって出玉アピールは必要なものでしょうか?
少なくとも以下の理由から、お客にとって出玉アピールをしてプラスになることはありません。
- 自己満足でしかない
- 出玉を盗まれる可能性がある
- トラブルに巻き込まれる可能性が高まる
- プロ認定される可能性が高まる
1. 自己満足でしかない
往々にして出玉アピールは「どや!」と他のお客に見せつけるだけの優越感を得ることしかできません。
出玉を見せつけることで出玉が増えるかというと…そんなことは無いですよね。
2. 出玉を盗まれる可能性がある
私自身は遭遇したことはないのですが、出玉を普通に盗まれることがあります。
実際に出玉を盗られたことのある人を知っていますが、もちろんホールは盗られた出玉を補償してはくれません。
盗人からすると、出玉がたくさん出ているところから少しだけかすめ盗ってやろう、という考えになりやすいのではないでしょうか。
3. トラブルに巻き込まれる可能性が高まる
出玉を盗まれる、に近いところがあるのですが、爆出しした人のあとをつけて、景品交換所に行くまでの間で金景品を奪い取る窃盗事件が全国で起きています。
出玉アピールをするイコール、たくさん金景品の交換を行います、と宣言しているようなものですから、襲われる危険は高まります。
他にも、毎回出玉を出していたりすると、そのホールを専門にしているプロ(ジグマプロ)から目をつけられ、嫌がらせにあうかもしれません。
総じて、各種のトラブルに巻き込まれる可能性が上がってしまうのです。
4. プロ認定される可能性が高まる
多くのホールは、パチプロ・スロプロの入店を禁止しています。
毎回出玉を出していると、ホールからプロ認定を受けて出入り禁止になる可能性が少なからずあります。
まあ、これはよほどホールに迷惑をかける行為をしなければ大丈夫ではありますが…。
いずれにせよ、お客が自分の出玉をアピールして損することはあれど、得をすることは無いというのが実際のところです。
まとめ
ホールが出玉をアピールする意味はありますが、お客が自分の出玉をアピールすることに意味はありません。
いかに目立たずに勝つかというのも、勝ち続けるために重要な要素なのです…。
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