ホールでスロットを打っていて、カチ盛りをしている人を見なくなったな…と思うことはないでしょうか。
さまざまな理由が重なり、カチ盛りをする人およびカチ盛りという言葉は、絶滅しかかっています。
カチ盛りとは
カチ盛りとは、スロットで出たコインをドル箱にギチギチに詰め込み、高く積み上げた状態をいいます。
こんな感じの状態ですね。
昔からスロットを打っているという方であれば知っていると思いますが、最近スロットを始めたという方は、知らないという人も多いのではないでしょうか。
一昔前までのホールでは、スロットで大量のコインを獲得した人は、カチ盛りのドル箱をいくつも作成したりしたものでした。
いまでは、カチ盛りされたドル箱を見る機会は間違いなく少なくなりましたし、カチ盛りをする人自体も少なくなりました。
カチ盛りを見なくなった要因3選
カチ盛りおよびカチ盛り職人を見なくなってきた要因としては、以下の3つが考えられます。
- 個別計数システムが普及してきた
これが最も大きな理由なのではないかと思いますが、ご存知の通り、ホールに個別計数システムがじょじょに普及してきています。
パチンコに比べてスロットは、まだ個別計数システムを導入していないといったホールも多いですが、増えてきているということは事実です。
個別計数システムとなれば、ドル箱を用意する必要はなくなり、当然カチ盛りをする機会はなくなります。
そうなると、カチ盛りは計数システムの中の絵だけになってしまいます。
- カチ盛りをするほどのコインの出る機種が少なくなった
ご存知の通り、スロットは高射幸性機を含む旧基準機から6号機への移行が進んでいるさなかにあります。
以前よりも一撃の出玉が抑制された機種が増え、まとまった出玉が得られる機種が少なくなってきています。
結果として、カチ盛りをするほどの出玉を得られる機会そのものが少なくなってきている、と言えると思います。
- カチ盛り職人がスロットを引退した
カチ盛りをする人、つまりは出玉を出す機会に恵まれた人の多くが、スロットを引退してしまったと考えられます。
スロットの遊技人口が減ってきているというのは周知の事実であり、ホールとしてもスロットからパチンコへの移行を考えているホールも多くあるというデータもあります。
参考記事:「パチンコ・パチスロはオワコンか?②」
これらの複合的な要因により、カチ盛りを見かける機会が少なくなってしまった、と推測するわけです。
別に各ホールのカチ盛り状況を調査したというわけではありませんが、同じことを思っている古参スロッターの方は多いのではないでしょうか。
まとめ
ホールでカチ盛りを見かける機会は少なくなってきました。
カチ盛りが何かを知らない方もいることでしょう。
まさに、カチ盛りが死語になる日も近いといったところです。
参考記事:「万枚が死語になる日は近い」
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