真・北斗無双の最新台「P真・北斗無双 第3章」(無双3)と、大海物語の最新台「P大海物語4スペシャル」(大海4SP)が、順次ホールに導入されてきています。
これらの機種は、各ホールとも看板機種に据えている機種タイトルの最新機であるため、どちらも大量導入するホールがほとんどです。
もしここで、無双3も大海4SPも両方コケる…なんてことがあると、ホールへの打撃は甚大なものになります。
我々プレイヤーとしても、たとえこれらの機種を打たないとしても、これらの機種がコケてしまうと、その分ホールの営業がシブくなったりと、大きく影響を受けるところですので、注目していかなければなりません…。
コケる、っていうのは、全然ヒットしない、っていう意味ね。
真・北斗無双 第3章はコケる可能性十分
さて、真・北斗無双 第3章(無双3)ですが、残念ながらこちらはコケる可能性が高いのではないかとふんでいます。
無双3の基本スペックはこんな感じです。
通常時大当り確率 | 1/319.7 |
右打ち時大当り確率 | 1/6.17 |
大当り出玉 | 10R:1200玉 7R:810玉 4R:420玉 3R:390玉 |
真・幻闘RUSH突入率 | 約56.9% |
真・幻闘RUSH継続率 | 約90.0% |
遊タイム突入条件 | 低確率949回転消化 |
遊タイム内容 | 時短255回転 |
ミドルスペックの高継続率ST機であり、ST(真・幻闘RUSH)突入時の継続率は90%と、かなりの高継続率です。
ただもちろんその分、大当り1回あたりの出玉は抑えられており、小当たりを連打するタイプのスペックということになります。
このタイプのスペックのマシンとしては、大工の源さん超韋駄天がすでにあり、それと比較してしまうと、出玉は遅く、かつ継続率的に弱いということになります。(源さんは継続率93%)
加えて、遊タイムがついているのも、不安の種ですね。
これまで、数々の遊タイム搭載機が登場しましたが、確実にヒットした機種って…ありましたっけ?
もちろん、パチンコ台がヒットするか否かはスペックだけでは決まりませんので、演出やその他もろもろが凄ければ、ヒットの可能性はあるでしょう。
ですが、真・北斗無双シリーズは前作の「真・北斗無双2」がコケたという前科もあるため、怪しいのではないかと考える次第ですね。
大海物語4スペシャルはおそらく大丈夫… と思いたい
大海物語4スペシャルの方はというと、こちらはまあこれまでの大海物語シリーズと大差はない感じですので、普通に稼働するのではないかと思います。
スペックとしてはこちらです。
通常時大当り確率 | 1/319.6 |
確変中大当り確率 | 1/39.7 |
大当り出玉 | 1500玉(10R) |
確変突入率 | 52% |
時短 | 大当り後100回or120回 |
遊タイム突入条件 | 低確率950回転消化 |
遊タイム内容 | 時短350回 (大当り間で1回のみ) |
これまでの大海物語シリーズから大きく変更されたようなところはありませんね。
強いて挙げるなら、やはり遊タイムの追加でしょうか。
ここに少し不安要素はあります。
大海4SPの遊タイムは、低確率950回転消化で発動し、時短350回転が付きます。
時短中は通常時の大当り確率ですので、遊タイムの時短350回転中に当たらない可能性も十分にあります。
そして、遊タイムの時短を抜けると、次大当りを引かない限りもう遊タイムは発動しない、という仕様です。
海系の機種は、純粋にどこから打っても大当り期待度に差が無い、ということで打っている人も一定数います。
むしろ、どこからどこまで打っても公平で、わかりやすいスペック、というのがもともとの海系機種の良いところであるとも言えます。
そういった知識介入度が低い機種を求めているお客は、遊タイムがついてしまうことで、大海4SPを打たないのではないか、という心配はあるのです。
両機種がコケないことを祈る
さて、ほぼ同時に大量導入となった、無双3と大海4SP。
これらがもし両方ともコケるようなことが起きてしまうと、大変なことになります。
どちらの機種もホールは大量導入しているところが多いでしょうから、もし全然稼働しないとなったら、ホールは全力で回収しに来るでしょう。
両機種だけで回収できればまだいいですが、1台数十万円もする機械ですから、数十台も入れていると、回収し切れないケースもあり得ます。
そうすると、そのツケは他の機種の回収で補う…ということになりかねないのです。
まとめ
真・北斗無双の最新台「P真・北斗無双 第3章」と、大海物語の最新台「P大海物語4スペシャル」がホールデビューしました。
これらの機種がもし全然ヒットしなければ、ホールの状況に暗い影を落とすことになることは間違いありません。
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