コロナウィルス感染拡大のための緊急事態宣言が解除されてから数日が経過しました。
全都道府県のホールへの休業要請は解除され、各ホールは営業を再開しています…。
と、思いきや、実は東京都だけは休業要請を続けているのです。
普通に休業要請が解除されていると思えるくらい、キレイに休業要請は無視されているのです。
東京都だけはホールへの休業要請を継続している
緊急事態宣言が解除されて、まだ休業要請をしていた各都道府県は、東京都を除いてホールへの休業要請を解除しました。
ですが、東京都は独自の基準を設けており、パチンコホールの営業開始は「ステップ3」に分類されているため、まだ休業要請は続いているのです。
参考:「全国で東京都のみ、パチンコ店への休業要請が続く」遊技日本
ちなみに、東京都で6/1以降、休業要請が解除される「ステップ2」に分類される施設は、以下の通りです。
学習塾、劇場、集会場、スポーツジム、生活必需品以外の販売店舗
そして、パチンコホールも含め、まだ休業要請中の「ステップ3」の施設は、
パチンコホール、ゲームセンター、漫画喫茶、遊園地、バー
となっているのです。
業界団体とホールは、都の休業要請を完全無視
一方、都内のほぼすべてのホールが加入する業界団体である東京都遊技業協同組合(都遊協)は、都知事の休業要請を無視し、各ホールに休業要請を指示せず、営業するかしないかは各ホール経営の判断に任せるとしました。
それまでも都遊協は都知事に対し、休業要請の緩和を求める申請を出していたのですが、全く認められず、もう限界といったところなのでしょう。
こうなると、これまで営業したくてもできなかった各ホールは、営業を再開するに決まっています。
マルハン、ダイナムなどの大手チェーン店も、5/29から都内全ホールでの営業を再開するという発表をしました。
こうして、「都は休業要請をしているがほぼすべてのホールが営業している」という、典型的な政府が機能していないケースになっているのです。
まとめ
東京都はホールに休業を要請していますが、業界組合とホールはそれを完全無視しています。
各ホールは営業再開をしてしまっている以上、再度休業にもっていくことは難しいでしょう。
ホールがクラスターとなり感染拡大しないことを祈るばかりです。
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