新型コロナウィルス感染症の拡大が収まらず、4月25日から4都府県(東京都、大阪府、京都府、兵庫県)が緊急事態宣言期間に突入しました。
これに伴い、各都府県のホールに休業要請が出されています。
昨年の緊急事態宣言中にも休業要請は出されましたが…、果たして今回、各ホールはどの程度要請に応じるのでしょうか。
ホールへの休業要請
緊急事態宣言の発出に伴い、対象となった東京都、大阪府、京都府、兵庫県では、床面積が1,000平方メートルのホールに対し、休業要請が出されました。
「緊急事態宣言、床面積1000㎡超のパチンコ店に休業要請 対象の4都府県」
この休業要請は、なにもパチンコホールだけの話ではなく、商業施設や運動施設、つまりはある程度の人の出入りが見込まれる施設に対して休業要請が出されています。
また、床面積が1,000平方メートル以下のホールに対しても、休業の協力依頼(東京都)や、入場整理や営業時間短縮(大阪府)の要請が出されています。
休業要請や時短要請にホールはどの程度従うか
これらの休業要請や時短要請に、各ホールがちゃんと従うのかどうかは、けっこう疑問です。
休業したホールには、協力金が支給されるため(東京都)、多くのホールが休業要請に従う見込みではあります。
ですが、ちょうど1年前、最初の緊急事態宣言が発出された際は、休業要請に従わないホールが続出し、混乱を極めました。
昨年のような、名ばかり休業要請のようになってしまう可能性も十分にあると思います。
組合も黙っていない
休業要請に対し東京都遊協(各ホールが加盟する組合)は、パチンコホールを休業要請の対象とするならば、証拠に基づいた理由と、科学的知見による感染防止対策の明示を求めています。
「ホールに休業要請するならば、その科学的根拠を示せよ！」と言っているわけですね。
それもそのはず。
これまで、ホールでクラスターが発生したとかいう事例はありませんからね。
ホールは稼ぎどきのゴールデンウィークを失う
パチンコホールが休業となると、ホールによっては昨年に続いて2年連続でゴールデンウィーク(GW)という大回収期間を失うことになります。
各ホールの経営状況がより苦しくなるのは間違いありませんね。
ホールの規模や休業補償の額にもよってきますが、営業すれば客が入り確実に儲かるはずのGWを、ただ黙って休業するというホールは多くないような気がします…。
まとめ
緊急事態宣言の発出に伴い、４都府県のホールに休業要請が出されています。
各ホールが休業要請にちゃんと応じるか、また、GWの営業状況はどうなるのか…は未知数です。
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