ここ最近、中小ホールが少なくなってきたことで、大手チェーン店ホールの店舗数の割合が増えてきています。
大手チェーン店ホールの出玉戦略は大きく3ステップに分けることができます。
行くべきホールか否かを判断するときに、そのホールがどのステップにあるのかという視点から、行くべきか否かを判断することができます!
大手チェーン店ホールの出玉戦略3ステップ
各地区や全国でチェーン展開している大手ホールはたくさんあります。
多くの店舗数を抱える大規模チェーン店といえば…思い当たるホールは数多くあります。
- マルハン
- ダイナム
- ガイア
- ディーステーション
- キコーナ
…などなど、どれもパチンコ・スロットを打つ人であれば、一度は見聞きしたことのあるホールなのではないでしょうか。
これらの大手チェーン店ホールの出玉戦略は、基本的にどこも似通ったもので、ほぼ例外なく以下の3ステップに分かれます。
- グランドオープン
- 競争中/客付け期間
- 客付け完了後
出玉を出すか否かはそれぞれのステップで大きく異なり、該当のホールが現在どのステップにいるのかで、打ちに行くべきか否かはほぼ決まってしまいます。
大手チェーン店ホールでは、店舗間での予算配分調整が可能なため、これらのステップの異なるホール間で回収具合の調整ができます。
逆に、店舗数の少ないチェーンや、個人経営のホールではなかなかそうはいきません。
各ステップの状況と出玉戦略について解説していきます。
グランドオープン
まず最初のステップは、ホールがオープンする最初の最初、グランドオープン期間です。
ここでいうグランドオープンとは、既存店のリニューアルオープンではなく、完全に新規のグランドオープンのことです。
グランドオープン期間をどの程度の長さに設定するかはホールによりますが、5日~10日程度のホールが一般的です。
グランドオープン期間は、まず間違いなくホールは出玉を出します。
ごくまれに、開店プロ対策としてグランドオープン期間を出さないホールも存在しますが、それは超例外的なホールです。
グランドオープン期間で出玉を出さず、出さない評判が定着してしまったら、その後そのホールの集客は確実に難しくなります。
ホールにとって、グランドオープン期間で出玉を出さないリスクは大きすぎます。
大手チェーン店ホールに限らずですが、新規グランドオープンのホールは確実に狙い目です。
他のホールのどのイベントを差し置いても行くべき状況と言えるでしょう。
そして、残念なことに、新規グランドオープン期間の出玉は最初で最後、それ以上の出玉を期待できる日は同じホールでは二度とやってきません。
競争中/客付け期間
続いて、次のステップは「競争中/客付け期間」です。
グランドオープン期間が終了して以降、周辺のライバル店にお客を逃がさないように、ホールの常連客を増やしていく…それがこの「競争中/客付け期間」となります。
この期間では、ホールは営業を続けられるようにちゃんと回収はするものの、回収が弱めであったり、特定日にちゃんと出すなどお客が勝てるチャンスを演出します。
競争中/客付け期間の長さはホールによってかなり差がありますが、多くのお客が完全に常連化し、放っておいてもお客が入るようになるまではこの期間が続きます。
グランドオープン期間を除く、オープンから半年~2年といった範囲でこの期間は続きます。
この競争中/客付け期間は、まだまだ狙い目といえる期間です。
通常営業は期待できませんが、他のホールからお客を奪おうとしている期間のため、特定日などホールが出すと思われる日はちゃんと出してアピールをすることが多いです。
我々お客としては、ホールのそのアピールのタイミングを狙っていきましょう。
客付け完了後
そして最後のステップ「客付け完了後」です。
「競争中/客付け期間」のミッションが完了し、客付けが十分にできた場合にこのステップに入ります。
このステップでは、ホールはほぼ完全に回収するモードに切り替わります。
そして、このステップから、以前のステップに逆戻りすることはぼぼありません。
「競争中/客付け期間」から「客付け完了後」への移行は、客付けが完了した、とホール側が判断したタイミングなので、完全に見極めるのは難しいです。
ですが、強いていうならば「通常営業時の客付きが5割~8割以上の状況が続いている」ようであれば、客付けは完了したと判断されてもおかしくないと思います。
客付け完了後のステップに突入したホールはもう、狙い目ではありません。
特定日の中でも特に強力な日などは、機種によっては出すこともあるかもしれませんが、出す台数も規模も大したことがないため、狙っていくには効率が悪すぎる状況となります。
出すホールがいつまでも出すホールであり続けない理由は、このステップへ切り替わった場合がほとんどなのです。
どのステップにいるホールなのかを見極めよう
さて、大手チェーン店ホールの出玉戦略の3ステップについて述べました。
大手チェーン店ホールに行こうとする場合、そのホールがどのステップにいるホールなのかを判断しておくと、甘釘台や高設定台が設置される期待度を見積もることができます。
もし、まだ意識したことがないという人がいたら、意識してホールを観察してみると、ホール選びの役に立ちますよ!
まとめ
大手チェーン店ホールに共通する出玉戦略3ステップを紹介しました。
各ホールがどのステップにいるのかを認識しておくと、ド回収ホールを選んでしまうリスクを避けられます。
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