今回は、パチンコ・スロットに熱気のあった古き良き時代に存在した、激アツのイベントについて振り返ってみたいと思います。
本当にあった昔の激アツイベント
2021年現在、ホールが出玉に関する広告や、イベントの宣伝を行うことは禁止されています。
これは、2011年から始まった広告宣伝規制の影響によるものです。
ですが、それより前、特に2000年前後のパチンコ・スロットは、広告宣伝の規制もなく、かつ出玉性能の高い機種があふれていました。
そのため、今では考えられないような激アツのイベントが頻繁に開催されていたのです。
そんな今思い出しても心躍るような、古き良き時代のイベントを10種類ほど挙げて振り返っていきます。
①朝一リールに7揃いで高設定
スロットにおいて、朝一のリールで7が揃っていれば、高設定確定というイベントです。
朝一の時点で高設定の確保ができるという、朝一の並びが激化するイベントでした。
7揃いのライン(上段,中段,下段,ナナメ右上がり,ナナメ右下がり)によって示唆する設定が異なるといったパターンも存在しました。
当時は、高設定確定台の設定を、実際に台を開けて確認することが可能で、それをサービスとして実施するホールも多くありました。
朝一7揃いで高設定確定の台を打っているのに、ハマっている…という人向けに、特定のゲーム数ハマったら設定を確認させてくれる、というホールもありました。
今思うと、設定確認ができるというのは強力すぎるサービスです…。
設定示唆演出の立場が無くなりますよ。
②朝一ボーナス後クレオフで高設定
スロットで朝一のボーナス終了後に、クレジットがすべて払い出されたら高設定確定というイベントです。
最近では知る人も少なくなりましたが、ホールは、台ごとに朝一のボーナスでクレジットを払い出されるようにすることができます。
クレオフとは、クレジットオフの略語ですね。(これも死語になりつつありますね…)
このイベント開催時は、朝一のボーナス終了後の一瞬が、超激アツ演出に早変わりしていましたね。
その一瞬に全神経を集中させていたものです。
もちろん、このイベントでクレオフした高設定確定台も、設定確認が可能なホールはありました。
③当たっているモーニング
パチンコ・スロットに限らず、朝一入場した段階ですでに確変中の空台があったり、すでに大当りを引いた状態の台がある…といったイベントです。
現代のパチンコ・スロットホールの状況から考えると、これは狂ったイベントとしか言いようがありません。
当時、さすがに大当りしている状態でのモーニングを仕込むホールはじょじょに減っていきました。
ですが、朝一で強チャンス役(例えばスロット初代北斗の拳の中段チェリー)が引かれた状態で全台スタート、というような、今ではあり得ないモーニングはその後も存在していました。
前日の閉店後に大当りやチャンス役を仕込む定員さんはさぞかし大変だったことでしょう…。
④強力なレディースイベント
パチンコ・スロットともに、女性のみ座ることのできる甘釘台/高設定台が用意されるイベントです。
女性であれば、安心して朝一から甘釘台/高設定台をブン回せるお宝イベントです。
昔からずっと今に至るまで、パチンコ・スロットを打つ人は男性がほとんどですから、女性有利が明確に表れるイベントでした。
機械割の高いスロット機種がレディース台の対象となる日などは、完璧に女装してレディース台を打つというガチプロも存在しました。
⑤入場順抽選1番で設定6確定
朝一の入場順抽選で先頭となった場合、初代北斗の拳の設定6が打てるというイベントです。
先頭となった人が、開店後設定6確定の札の刺さった角台に案内されます。
入場順抽選時のワクワク感は、現在の朝一とは比べ物になりませんね。
しかもこのイベントは特定の日だけではなく、毎日行われていました。
先頭を引けなくても特に金銭的に失うものはありませんので、ノーリスクで朝一の抽選だけ受けるという人が大勢いました。
ホールとしても、他の台でガッツリ回収する自信が無い限り、このイベントを継続していくのは難しいと言えます。
昔の機種とホールの回収力の強さが垣間見えるイベントでした。
後半へ続く
さて、意外と長くなってきてしまったので、残り半分は後半へ続きます…。
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