スロット世代間格差。キビしい現状。

知識・雑学

最近のホールのスロットコーナーの惨状を見て、今後のスロットはどうなってしまうのだろう…と思う人は多いのではないでしょうか。

スロットは現在、6号機への完全移行を控え、世代交代を推し進めなければいけない状況にあります。

ですが、現状のホールのスロットの状況はというと…。

よくあるスロットコーナーの光景

現在のスロットシーンにおいてよくある光景。

それは、撤去目前の高射幸性機や、旧基準機ばかりが稼働し、6号機が全く稼働していない、というものです。

具体的にいうと、以下のような状況ですね。

  • 番長3が満台なのに、サラ番2は全台空台
  • 沖ドキが満台なのに、沖ドキ2は全台空台
  • まどマギ2が満台なのに、まどマギ謀叛は全台空台

どうでしょう。

あなたの通うホールでも、見たことのある光景ではないでしょうか?

私も稼働するホールは多くありますが、すべてとは言わないまでも、この状況となっているホールはとても多いです。

特に朝一はこの傾向が顕著です。

朝一は打ちたい台が満台で座れないという場合はほぼ無く(朝一から満台になる集客力の高いホールを除いて)、純粋に打ちたい台に座るお客が多いため、露骨に機種間の稼働格差が発生します。

お客がある程度集まるホールであれば、昼過ぎや夕方からでも6号機に座って稼働するお客がいるケースもありますが、もともと集客力が弱くお客が少ないホールは、まる一日稼働ナシといったこともあります。

露骨すぎる世代間格差

この世代間格差は旧基準機が撤去され始める前から予想されていたことですが、現行の旧基準機と6号機の稼働格差には大きな差が発生してしまっています。

現在の稼働力を比較すると、

高射幸性機 > 旧基準機 >>> 6号機

といったとことでしょうか。

もうすぐ引退のミリオンゴッド神々の凱旋や、少し前に引退したサラリーマン番長(初代)といった「高射幸性機」の稼働力が現在最強です。(高射幸性機も旧基準機の一部ですが、ここではあえて分類します)

次いで押忍!番長3、沖ドキ、まどマギ2、星矢といった「旧基準機」。

そして結構な差を開けられて、リゼロ、絆2、サラ番2などの「6号機」です。

実際、さあ打ちに行くぞとなったら、高射幸性機、旧基準機を打つ、という人がほとんどなのではないでしょうか。

私だってそうです。

旧基準機と6号機の間の稼働格差は大きく、おそらくホールとしても悩ましいところでしょう。

6号機に未来はあるのか?

これまで、6号機にはヒット機種と呼べるヒット機種がほぼありません。

せいぜいリゼロが登場時に稼働がついたくらいで、もはや以前のような勢いはありません。

リゼロが中途半端に(?)ヒットしたため、後から出てくる6号機も似たようなゲーム性の機種ばかりで、出る前から飽きられている新台が導入されているような状況です。

参考記事:「スロット6号機の未来は? 白鯨3回倒すのはもう飽きたよ。

今後6号機によほどのヒット機種が出てこない限り、ホールは苦戦を強いられることでしょう。

というより、すでに苦戦を強いられている状況と言えますね。

ホールの状況悪化は、出玉の削減・回収強化という形で、プレイヤーである我々へ向けられてしまいます。

今後のスロットに活気が戻る何かが起こるのか、はたまた、このまま衰退の一途をたどってしまうのか。

いちスロッターとしては、6号機のヒット機種登場というかすかな希望を祈りながら、冬の時代を耐え忍ぶといったところが現実的なところでしょうか。

まとめ

スロットの世代間の稼働格差について語りました。

現在、旧基準機と6号機の間には、埋めがたい稼働格差が存在しているのです…。

参考記事:「パチンコ・パチスロはオワコンか?① 」「パチンコ・パチスロはオワコンか?②

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