店員がスロットの目押しをすることができなくなったのはいつ頃からでしょうか。
昔はよく、ジャグラーで目押しのできないオジさんオバさんが、店員を呼んで目押しをしてもらっていたものでした。
店員の目押し禁止のホールがほぼすべてとなったのは、2011~2013年ごろのことです。
正確な時期は明らかではありませんが、そこから約10年近く現在に至るまで、店員の目押しは禁止という状況が続いています。
店員が目押しをするのは風営法で禁止されている
現在、ジャグラーなど主にAタイプのスロットにおいて、店員がお客の隣で一緒に目押しのタイミングをレクチャーしている風景を見たことはないでしょうか?
店員はただタイミングを教えているだけで、実際にストップボタンを押すのは台の前に座っているお客です。
私は何度もこの風景に遭遇していますが、なんだか違和感しかなく、もう店員が直接目押ししてしまえばいいのに…と思ったりするわけです。
もちろん、店員がお客の回している台の目押しをしてはいけない理由はあります。
お客の台を店員が目押ししてしまうのは、遊技の幇助にあたるということで、風営法にて禁止されているからですね。
目押しがお客の遊技を助ける?
目押しが禁止とされているのは、法律的には最初からで、昔が甘かっただけのようです。
パチンコ・パチスロはあくまでも賭博ではありませんから、「ギャンブル」ではなく、お客のワザで勝負する「遊技」となっています。
店側がお客のワザを目押しでサポートしてしまうということは、カジノのルーレットに例えるなら、特定の上客に気をよくしてもらおうと、そのお客が張った数字を狙って玉を投げるディーラーと一緒です。
これは、店側が特定のお客を勝たせようとしている行為ですから、それはその他の客からしたら不公平きわまりない、ということですね。
目押しがお客の「ワザ」であることに変わりはない
私がホールで働いていた頃は、目押しをしてくれと頼んでくるお客さんはたくさんいましたし、ホールもそれを容認していましたから、毎日のようにジャグラーの目押しをしていました。
ホールの採用面接を受けたときに、目押しができるか否かを聞かれた記憶があります。
まあ、ホールの店員が必ず目押しをできなければならないかというと、まったくそんなことは無いんですけどね。
しかし、今も昔も、機種によりますが、パチスロにおいて目押しが必要であることは変わっていません。
パチスロを打つのであれば、目押しが上手いに越したことはないのです。
それによって機械割がグッと高まる機種もありますしね。
ただ、昔にくらべると、目押しができないことによる損失分は、少なくなってきている気はします。
また、目押しは勝つために最重要なことかと言われると、そんなことはないというのが実情です。
まとめ
店員の目押しが禁止であるホールがほぼすべてとなってから、10年近くが経過しようとしています。
今も昔も、目押しの必要性は変わりませんが、勝つために最重要というわけではありません。
コメント
もう10年以上前ですが確かに毎日目押ししてましたね。今はあるのか知りませんが昔は統計と言って違う店にどれだけドル箱積んでるかを調べに行ってました。違う店の逆に目押し頼まれた時はびっくりしましたね。目押ししましたが、そこの定員さんも目押しできなくて困ってたようだったので、初代バーサスでした。
こんにちは!コメントありがとうございます。
私がホール店員だった頃にも、他の店の統計回りはありましたよ!
確かに、他の店でその店の店員だと思われてしまうことはありそうですね~。
私はMAXBETの無い頃のジャグラーを目押ししていたのを覚えています。懐かしいですね。
打つ方ですが、昔は隣のお爺さんやお婆さんに目押しを頼まれた事が有りました。
コーヒー等を自販機から態々買ってきてくれて「お礼と共に頂きました」
が、何人かの方のお手伝いをしていましたら「俺の台、常に缶コーヒーが3〜4本がお礼としてスタンバって居ましたね」
その日には全缶飲みきれず、翌日の並びで飲む分に廻っていたのは、良い思い出です(トイレも近く為りましたが)
コメントありがとうございます!
確かに、隣の人に目押しを頼む、という光景、昔はよくありました!
飲み物くれる人も多かったですね。
自分で買った分がいらなかった!という状況になることもよくありました…。