パチンコ・パチスロを打っているときって、普段より空腹を感じなくないですか?
一日打つ日などは、昼食もとらずに打ち続けていたらいつの間にか夜になっていた、なんてこともあるのではないでしょうか。
科学的に説明がつく
パチンコ・パチスロを打っていると空腹を感じなかったり、はたまた睡眠不足でも眠気を感じなかったり…ということは経験したことがある人も多いと思います。
とくに、パチンコ・パチスロを覚えたてで、楽しくて仕方がないときというのは、この状態になりやすいと言えます。
パチンコやパチスロを打っているときというのは、いわゆる脳内麻薬、アドレナリン、ドーパミンといったものが分泌されます。
特に大当たりの時などは顕著にそういった脳内麻薬が大量に分泌されます。
それらはマラソンの「ランナーズハイ」に代表されるような、気持ちいい状態を生み出すだけでなく、何か体に疲れや不調があってもそれを鎮めるような鎮静効果もあります。
多少具合が悪かったとしても、それを感じにくくなる(回復すらし得る)効果があるのです。
空腹を感じにくくなる、というのも、こういった鎮静効果のひとつなのです。
精神的にものめり込みやすい
パチンコ・パチスロに限らず、ギャンブル全般はそれを行うことで脳内麻薬が分泌され、痛みや空腹を感じにくくなる、という効果があります。
そしてそれは肉体的な効果だけでなく、精神的にも大きく作用します。
パチンコ・パチスロを打っていれば、嫌なことや面倒くさいことを考えなくてすみます。
脳内麻薬により、快感を得られるだけでなく、嫌なことを忘れられる。
鎮静効果もあり、落ち着いた感じや安心感を得られる。
脳は、打ち始めたら、いつまでも打ち続けたい、何度でも打ちたい、という衝動に駆られるようなつくりになっているのです。
ホールとしてものめり込む環境作りに余念がない
ホール側としても、そういった背景をよく知ったうえで、のめり込みやすい環境をセッティングしてきます。
最近よくある、「ホールはギャンブル依存症対策を行っています!!」…というのは表面的な話だけです。
ホールは慈善事業ではなく営利目的で営業しているのですから、お客に長時間ホールに滞在してもらい、お金を落としてもらいたいというのが本音です。
なのでホールはお客がギャンブル依存症であった方が都合がよく、だからこそ長い間、依存症対策は取られてこなかったのです。
参考記事:「ホールに時計は無い。なぜかは有名な話。」
まとめ
パチンコ・パチスロを打っているときは空腹を感じにくいなど、人間の脳はのめり込みやすいようにできています。
ホールもそれを利用しようとしているので、我々はそれをちゃんと知ったうえで、冷静な判断をしていく必要があります。
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