パチンコ・パチスロ業界のあるあるですが、「売れた台」と「人気の台」は違う、という事実があります。
それは、ホールが導入した台数がそのまま人気に反映されるわけではないためです。
大量に導入した「売れた台」であっても、人気がなければすぐに撤去となってしまいますが、メーカーからホールへ「売れた台」であるという事実は変わらないのです。
まずは、平成におけるスロットの販売台数ランキングを見ていきましょう。
スロット販売台数ランキング
第一位:北斗の拳 (Sammy) 62万台 2003年~
第二位:北斗の拳SE (Sammy) 34万台 2006年~
第三位:押忍!番長 (大都技研) 26万台 2005年~
第四位:吉宗 (大都技研) 26万台 2003年~
第五位:ニューパルサー (山佐) 23万台 1993年~
第六位:アイムジャグラーEX (北電子) 20万台 2007年~
第七位:大花火 (アルゼ) 20万台 1999年~
第八位:北斗の拳 世紀末救世主伝説 (Summy) 17万台 2011年~
第九位:アラジン2エボリューション (Sammy) 15万台 2005年~
第十位:獣王 (Sammy) 14万台 2000年~
参考:「【平成まとめシリーズ】平成で最も売れたパチンコパチスロ販売台数ランキング! 」パチ7
いずれの台も恐ろしいほどの販売台数ですね…。
最近の台の販売台数との比較
すでに引退しましたが、少し前でいう大ヒット機種である「バジリスク絆」で5万5千台、「魔法少女まどか☆マギカ」で3万6千台ですから、ランキング上位の機種の導入台数がいかにバケモノかがよくわかります。
また、ランキング上位機種のリリース年が、2003~2006年に集中していますね。まさにこの頃は4.5号機のスロットブーム真っただ中といっていい時期でした。
ただ、このランキング内ですと、2位の北斗の拳SE は、1位の北斗の拳の正統後継機としてリリースされたためかなりの販売台数を誇っていますが、残念ながらそこまでの人気機種とはいえませんでした。
このように、主に大きく期待されて導入された機種というのは、販売台数ランキングには載るものの、人気機種ランキングには載らない、といった事態が起こるのです。
まとめ
スロットの販売台数ランキングを記載しました。
販売台数のランキングがそのまま人気機種のランキングというわけではないことは、知っておいて良いかと思います。
コメント