現在、政府主導で各種のGoToキャンペーンが実施されています。
GoToトラベルに始まり、お次はGoToイート…。
コロナ感染予防に取り組みつつの経済刺激策として、様々な取り組みがなされています。
その流れで、GoToパチンコが実施されてくれてもいいんじゃないか…と思ったりしたわけです。
絶対に実現しないでしょうけどね。
そもそもGoToキャンペーンの趣旨とは
そもそも、各種のGoToキャンペーンは、どういった趣旨で行われているのか確認してみましょう。
GoToトラベル、GoToイートの目的をそれぞれ調べてみると…
失われた旅行需要の回復や旅行中における地域の観光関連消費の喚起を図るとともに、ウィズコロナ の時代における「安全で安心な旅のスタイル」を普及・定着させる。
観光庁 Go To トラベル事業の概要 より
Go To Eat キャンペーンは、感染予防対策に取り組みながら頑張っている飲食店を応援し、食材を提供する農林漁業者を応援するものです。
農林水産省 Go To Eat キャンペーン事業の目的 より
どちらもそれぞれ、旅行業界、飲食業界に特化して、業界を活性化して応援するために実施している、といった理解でよいようです。
だったら、パチンコ業界も応援した方がいいよね…
さて、旅行業界や飲食業界がコロナで打撃を受けているというのはわかりますが、それを言うなら、パチンコ業界も結構な打撃を受けていますよね。
忘れもしない、今年2020年のゴールデンウィーク。
クラスターが発生したわけでもないのに、営業するパチンコ屋は叩かれ、多くのホールが半ば強制的に休業させられたことは、記憶に新しいところです。
この休業期間の存在によって、書き入れ時であるはずのゴールデンウィークが、従業員の給与を保障するだけの期間となってしまいました。
休業のまま閉店に追い込まれたホールも多数あるほど、厳しい状況なのです。
パチンコ業界も「感染予防対策に取り組みながら頑張っている」と言えると思うのですが…。
まあ、打撃を受けているのは他の業界だってそうですから、パチンコ業界だけとは言わず、他の業界にも公平にケアをしてほしいものです。
パチンコ業界はいわゆる斜陽産業
パチンコ・パチスロを打たれる方や業界の方はご存知かと思いますが、パチンコ業界は一般ウケの良い業界ではありません。
パチンコ・パチスロは賭博ではないことになっていますが、まあ事実上ギャンブルを扱う業界ですしね。
参考記事:「ホールの暗黙の了解。初心者が必ず疑問に思うこと。 」
また、イメージが良くないだけでなく、遊技人口も年々減少しており、今後の伸びも期待できない、いわゆる斜陽産業といったところです。
GoToパチンコを期待するのは行き過ぎだとしても、パチンコ業界がピンチになったところで、しょせんは娯楽産業。
そんな業界を政府が助けてくれるわけもありません…。
今年のコロナの事態に限らず、政府からの支援といったものは一切期待できるはずもないのです。
そりゃあホールは我々お客からガッツリ回収しないとやっていけませんよ。
まとめ
GoToキャンペーンに関係する政策は特定の業界を応援する目的で実施されています。
ですが、皆から回収している税金を使うのであれば、パチンコ業界も含めて、業界分け隔てなくフォローするのがスジなのではないでしょうか…。
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