スロットの人気機種「沖ドキ!」がホールから撤去されてしばらく経ちました。
これにより、2020年から続いてきた人気機種撤去ラッシュはひととおり済んだことになります。
人気機種撤去RUSHはひと段落
2020年から2021年始めにかけて、撤去期限を迎えたことによるスロット人気機種の撤去がますます進みました。
これらの機種をよく打っていたという方も多いのではないでしょうか。
- スーパービンゴネオ (2020年7月)
- 押忍!サラリーマン番長 (2020年8月)
- 黄門ちゃま 喝 (2020年10月)
- ミリオンゴッド神々の凱旋 (2020年11月)
2019年の時点で、すでに射幸性の高い(一撃に期待できる)機種がかなり撤去されており、2020年から現在にかけて残りの機種が一気に姿を消した…といったところです。
そして、旧基準機の代表的な人気機種である「沖ドキ!」も撤去となってしまいました。
一部のホールではまだ撤去されていないところも
業界の動きに逆らう一部のホールでは、まだ沖ドキ!を撤去していないホールも存在しているようです。
参考記事:「「『沖ドキ!』撤去の徹底を」、全国パチンコ店に強く要請」GreenBelt
一部のホールがこのような利益確保のための規定破りを行うことで、業界全体が問題視され、行政からの信頼を失い、より規制が厳しくなる…といった事態が起こり得ます。
ホールの経営が厳しい状況であるということはわかりますが、他のホールも状況は同じですので、ここは業界の規定に従ってちゃんと撤去してほしいところです…。
沖ドキ!の後継機は…残念
さて、沖ドキ!が撤去されたあとの穴を埋める機種は何になるのでしょうか。
正直、それが明確に存在しているのであれば、沖ドキ!の撤去に抵抗するホールも出てこないのではないかと思われます。
期待されていた「沖ドキ!2」は、鳴り物入りで大量導入されたホールが多いものの、新台入替直後から現在に至るまで、稼働がにぎわっている様子を一度も見たことがありません。
初代が大ヒットしたため後継機を導入したが、その後継機が全くヒットしなかったというのは、パチンコ・パチスロ業界においてはもう聞き飽きたくらいのよくある話です。
特に、後継機が出玉規制の強い6号機であればなおのことです。
少なくとも「沖ドキ!2」に初代の稼働を期待するのは荷が重すぎたと言えるでしょう。
代替の機種は見当たらない
「沖ドキ!2」を大量導入したホールは多く、それらの扱いに困っているというホールがほとんどでしょう。
ですが、「沖ドキ!2」に稼働の希望が持てないからといって、他の機種で初代「沖ドキ!」ほどの稼働を稼ぎ出せる機種が存在するかというと、そんなことはありません。
こうなってくると、スロット台からパチンコ台に転換を考えるホールが多いというのもうなづける話です。
もちろん、今後、初代「沖ドキ!」が撤去されたことにより、「沖ドキ!2」を打つお客が増えていく可能性もあります。
ですが、どうもそのシナリオが見えない気がするのは私だけでしょうか…。
今後の稼働状況には要注目ですね。
まとめ
人気機種、初代「沖ドキ!」の撤去が完了ししばらく経ちました。
後継機である「沖ドキ!2」を含め、初代「沖ドキ!」の稼働を埋める機種はいまのところ見当たりません。
今後のスロットシーンが心配なところです…。
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