パチンコ・パチスロはオワコン(終わったコンテンツ)だと言われて久しいです。
果たして、今後のパチンコ・スロット業界はどのようになっていくのでしょうか…。
特に、スロットに関しては、パチンコよりもさらにキビしい状況なのは間違いありません。
スロットからパチンコへ転換するホールが増加中
スロット台をパチンコ台へ置き換えるホールは増えてきていますし、今後も増えていきます。
それは間違いないところであり、実際にそのように考えているホールが多いというデータもあります。
参考:「ホールの設置台数「パチンコ増台、パチスロ減台」傾向に」GreenBelt
スロットからパチンコへの移行というのは、ある程度予測できたことではありますし、ある程度誰もが想像できたことでした。
パチンコ・パチスロ業界全体としても盛り上がりに欠けている現状ではありますが、スロット専門店や、スロットを多く抱えるホールは、より厳しい状況となっています。
高射幸性機撤去で大打撃
2021年1月現在、スロットの稼働を支えてきた、高射幸性の旧基準機の撤去はほぼ完了しつつあります。
2020年11月に、ミリオンゴッド神々の凱旋が、そして2021年1月、最後の砦であった沖ドキ!も満を持して撤去となりました。
これらの大人気機種が撤去されることは、ホールにとっても我々プレイヤーにとっても大打撃ですが、もっと問題なのはやはりスロット6号機の大ヒット機種が出ていないということです。
6号機である程度のヒットと呼べる機種も無くはないですが、看板機種として大量導入してもガンガン稼働するといったほどのチカラはありません。
高射幸性機や旧基準機が撤去されることはわかっていた(わかっている)ことですので、そこに合わせて6号機のヒット機種を持って来ることができればよかったのですが…。
…その結果どうなったかは、スロットコーナーの現在の稼働状況を見ていただければわかると思います。
凱旋・沖ドキ設置時の賑わいはどこへ行ってしまったのでしょうか…。
そりゃあ、ホールもスロット台をパチンコに転換したくなるというものです。
旧基準機撤去で致命傷
今現在はまだ、高射幸性機ではない旧基準機は残っており、2021年11月までの設置が許されています。
それらの旧基準機には、「押忍!番長3」や「まどマギ2」などの高稼働を誇る機種があります。
ですが、これらの機種も段階的に台数を減らしていくという方針はすでに決まっており、最終的には全台が6号機に入れ替わる運命となっています。
ホールとしては、現在まだ稼働のついている旧基準機さえも失うとなると、もはや致命傷です。
今後、厳しい状況のスロット専門店、スロット台数の多いホールは、業態転換や廃業を迫られることになるでしょう。
スロットの状況に比べると、まだパチンコは新台に稼働の兆しがあります。
スロットのままであっても、結局6号機へ入替しなければならないのであれば、スロットを減台してパチンコへ転換するという選択は、とても納得できる決定のように思えます。
スロットは出玉の上限規制が厳しいのに対し、パチンコは爆裂のチャンスのある機種がまだまだありますから、パチンコの方がお客をつけやすいのも間違いありません。
スロットが減らされるべき条件が揃いに揃っているというのが、現在の状況なのです…。
まとめ
スロットのオワコン化が深刻である…という話でした。
今後、スロットからパチンコへの転換、スロット店やスロットを多く抱える店舗の廃業などが進むのは避けられない状況です。
耐え忍んだ先に光があるといいのですが…。
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